講師ブログ

2018年8月1日

古文, 学び, 狂言のことばをみんなで読んでみる会, 読書, 講師ブログ

野村萬斎さんに学ぶ!基本こそ世界に通ず!

古文・漢文に特化した指導を心掛けているネット塾・真花塾ですが、先日嬉しいニュースが飛び込んできました。「日本の古典芸能である狂言が東京オリンピックに登場する」という大ニュースです!

狂言の能楽師として有名な野村萬斎さんが、東京オリンピックとパラリンピック両方でのチーフ・エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター(長い!)に就任された報道を聞いた方は多いでしょう。野村萬斎さんの生き方は、私も尊敬している点がたくさんあり、励みにさせていただいているんです。古典と古典にまつわる事柄をついついt軽視しがちになっているような学生さんにこそ、参考にしていただきたいことがたくさん!今回はそのポイントをお伝えします。

狂言師・野村萬斎さんとは?

野村萬斎さんは、和泉流と呼ばれる流派の狂言師さんです。日本の古典を広める狂言師として厳しい鍛錬を続けながらも、俳優さんとしても活躍されているところが野村さんの特徴の一つです。(私は萬斎さん主演のドラマ『オリエント急行殺人事件』が大好き!)
何かを極めることに力を入れつつも多方面に目を向け、真摯に取り組まれている姿勢は、多くの方にとっても参考にすべきところなのではと感じます。舞台や映画、ドラマだけでなく、バラエティー番組でもユーモアたっぷりにトークを展開させておられますよ。尊敬!

更に、私たちが考える「伝統」に対する姿勢に、新しい風を吹き込んでいるようにも思います。『山月記』や『羅生門』などの高校生の国語や古文で登場する作品を、現代風にアレンジして発表し評価もされました。重要無形文化財「能楽」の保持者として世界的に認定もされているのが野村萬斎さんです。

すり足からムーンウォーク!基本と発想があるから応用が利く

先日のオリンピックがらみの会見で驚いたことが、東京五輪・パラ式典は「狂言&ムーンウォーク」精神でいくみたいな発言がでていたことです。それってなになに?興味津々ですよね!

それは、一見ミスマッチにみえるものこそ実現できる可能性があるのだというお考えだそうです。野村萬斎さんはマイケルジャクソンで有名なムーンウォーク(前に歩いているようにみえて後ろにさがるステップ)がお出来になるそうです。それは特別に覚えたものではなく、幼いころから続けている古典芸能の基本「すり足」の応用だそうです。

古典芸能でずっと鍛錬しているすり足を、逆方向にするという発想に至り、しかも実際に行うことで和の技法が、洋で有名なパフォーマンスにつながったという説明をもとに、和のパフォーマンスを発想で世界的に通用するショーにして見せるとオリンピック開閉会式に対する意気込みを強く感じました。

「無理」や「できない」は考え方ひとつ!

真花塾で高校生を指導していると、時折「無理」や「できるわけない」という意見と対立することがあります。そして、どうしても私が厳しいことを言わなくてはいけないケースもあります。実は本当に難しいことって、解決できるということを前提で、設定されているものばかりなんです。あとは、勉強してきた高校生たちがどう学んだ知識を使うか、知識や基礎が不足しているならば補い方をどうするかという視点を持つことで、すっと解決できることなんです。

みなさんの毎日の、そして精一杯の頑張りの中で、どうしても立ち止まってしまうといもあると思います。そんなときは、何度でも真花塾の吉川が背中をどつき、あ、いや、押してあげます。あきらめる前に、少しだけ今まで違ったやり方も試してほしいなと、私は考えています。いま勉強している古文の芸能が世界に通用するんです。すごいと思いませんか?高校生の皆さんの努力も、必ず受験やテストに通用しますよ。いっしょに頑張っていきましょう!

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