講師ブログ

2018年7月29日

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良書は「こころ」を育てる~読書ノススメ~

古文・漢文特化の真花塾は、高校生専門の塾として動画添削指導を行っております。そのため、インターネットの学習塾としてのイメージが強いのではないかと思います。ですが実は、真花塾は社会人向けの一般教養講座だったり、お子様向けの体験講座だったりと、実社会で役に立つ”人材””育成にも力を入れております。そのための題材として、古典をはじめとする様々な書物を扱っているという認識をしていただけると幸いです。真花塾では、高校生にももちろんのこと、小さなお子様や社会人にも「声に出して書を読む」ということは、とても重要なことなのだといつもお話ししています。書は「こころ」を育ててくれます。今回は真花塾代表の吉川にとっての、大切な一冊について紹介いたします。

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“同じことは2度起こらないのだよbyアスラン『ナルニア国物語』”

私の愛読書の一つに『ナルニア国物語』があります。登場人物の中でもアスランがめちゃめちゃ好きなんです。「意外!先生なら巻物読んでそう~」という声が聞こえてきそうですが、和書も洋書も何でも読みますよ。古今東西どんとこいです(笑)
登場人物や状況を想像も容易です。クローゼットの中でかくれんぼしたくなったこと、あるある!さらに読めば読むほど、目からウロコの新しい発見があります。一見すると勉強に関係ないような物語だって、想像力を膨らませる(頭の中に絵を描く)練習になりますし、セリフの考察が、日常の生活や人生への大きなヒントにつながることだってあります。中でもこのアスランのセリフは、やり直しは聞かないからこそ、一つ一つを大事にしなさいという一期一会に似て、学ぶ側にも指導する側にもはっとさせられますね。

諸説あるアスランのセリフに対する解釈

良い書物の特徴ともいえますが、実はこのセリフの解釈はいくつかあります。アスランは、はじめは主人公たちを全面的に導き助けたにもかかわらず、再び彼らがナルニアにやってきたときには、自分からは何も救いの手を差し伸べません。「どうして助けに来てくれなかったの?」と理由を問われると、悠々と「同じことは二度と起こらないのだよ」と答えます。これは、いつまでも頼ってはいけないよ、健全に自立をしなさいね、という投げかけではないかと思います。高校生の指導も同じです。上には上があって、先には先があります。大学受験本番当日に彼らと一緒にいられる、なんてことはありません。一人で立ち向かわせなければならない。だからこそ丁寧に、高校生たちが本番当日に堂々と力が発揮できるよう、勉強サポートしなくてはならないと考えています。

ちなみに一番メジャーな解釈としては、期待しているだけで終わってはいけない。~だろうとあてにすると良くない。自分でできることを信じて行動することこそ大事というニュアンスが、おそらく正しいとされています。

ほかにも宗教的な解釈だとか、このセリフは夢の中で一度、現実で二度目が語られていることから、夢が正夢になったというとらえ方をされている方もいます。こういう考え方もあるんだなと、また新しい気づきがもらえますね!

良い書物は、読み手を考えさせる表現がいっぱいあります。それを一人でじっくり考えてみたり、友達同士でああでもない、こうでもないと考えてみることや話し合ってみたりすることも、楽しいひとときではないでしょうか?

勉強のための読書が全てではありません

今回は真花塾の吉川が、いつもとは少し路線を外れて、自分の好きな物語について紹介いたしました。読書というと、読書感想文のための読書ばかりを連想する人もいるのではないでしょうか。古典作品でも現代作品でも、読んで楽しく、そして気分転換になり、さらに人生にも役立つものが多くあります。勉強で忙しく頭がいっぱいな時こそ、「気づきを与えてくれる本」を少しずつ読み進め、気分転換してみてください。「コレいいよ!」という本があればぜひ知らせてくださいね。お待ちしています^^

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