講師ブログ

2018年7月21日

ネット塾, 古文, 学び, 講師ブログ

囃子に漬物?生活に根付く古文とのつながり

最近のニュースでは自然災害や酷暑など、夏ならではの自然の脅威ばかりが際立っていますね。でも高校生のみなさん、夏休みの勉強はさほど脅威ではありません(笑)。頑張って夏休みの宿題や目標に合わせた自学の勉強に、とことんこだわってください。難しいことかもしれませんが、どんな辛い修練や勉強も楽しんで行えるようになると、飛躍的にレベルアップします。「そんなん、無理やで!」という心の声も聞こえそうですが、ちょっとだけ発想を変えてみませんか?今回は勉強方法と考え方について、少しご紹介いたします。

古文・古典は昔の暮らしを想像するキーワード

古文・漢文に特化したネット塾・真花塾で多くの高校生たちとつながっていると、「古文単語や言葉の意味が分からへん。それで勉強する気がおきへん。」という声が少なくありません。関西弁ばっかやな(笑)。あ、いやいやご心配なく!真花塾は全国の高校生に勉強サポートをしております(笑)

話を戻しますと、言葉を意味だけ覚えようとする難しいということです。成り立ちなどもふまえて考えてみると、古文や古典はいっそう楽しくなります。例えば、普段ごはん食べる時に、お漬物ってありますよね?「お新香」という別の言い方もします。

なぜお新香というか?

それは平安時代における貴族の暮らしにつながっているのです。昔は貴族の娯楽に香りで問題を出し合ったり、品評しあったりというものがありました。同じ匂いを嗅いでいると、鼻がきかなくなるので、感覚を戻すために漬物を食べる。それで香りが楽しめるので「香のもの」と漬物を呼ぶようになり、新しく作った香のものを「お新香」と呼ぶようになったといわれています。平安時代の暮らしを想像するひとつに「漬物」があるなんて、ちょっぴり意外ではありませんか?

夏祭りは歴史を受け継ぐイベント!興味深い「学び」や「気づき」だらけ

このように、いろいろなものと連動させて知識を結びつけると、イメージ力は増して長期記憶につながります。人間の脳の中でイメージは右脳が担当します。物事を論理的に考えることに左脳は適していますが、右脳は長期記憶や雰囲気をつかみ取ることに適しています。この特性を利用しない手はないでしょう。

夏といえば、日本各地で花火や夏祭りが開催されますね!おそらく高校生の子たちも友達と出かける予定はありますよね。その夏祭りも、古い日本の時代から続いている伝統や文化を受け継いでいる大事な「学び」イベントといえます。夏祭りで目にすることが多い踊りの所作からは、太古の人々の動きや考えを感じ取ることが出来ます。歌われている民謡の歌詞を意味からたどっていくと、当時の生活環境を知ることも可能です。

現在でもつかわれている言葉に「はやしたてる」というものがあります。人をほめたり、おだてたりするときに、音をたてて騒ぐときの様子ですが、これは祭りや伝統技能の能・狂言でも用いられる「はやし(囃子)」からきています。

囃子は演舞や演奏の大事な場面に楽器で拍子(リズム)をとったり、盛り上げたりするときに行われる大事な音楽や動作です。数百年前から行われていることが、いまの私たちにもこのように通じている。「つながり」は本当に不思議ですね。

日常の暮らしで無意識に使っている言葉をたどっていくことが、いつのまにか古文や関連する歴史の勉強になることは非常に多く、その「気づき」を多く得ることで日々の生活が違って見えることもあります。それが古文の楽しみ方の一つだと私は考えています。

ちょっとしたイメージで勉強は変わる

今回は課題や問題の勉強にこだわらないで、想像や妄想を膨らませる勉強について、真花塾の吉川がご紹介しました。こなすだけの勉強や学校課題を続けていると、覚えていられる知識やスキルにはどうしても限界があります。ある程度脱線してみたってへっちゃら!くらいの気持ちで、成り立ちや過去の時代をイメージする時間を、あえて取り入れてみてください。夏休みは絶好のチャンス!新学期の成績に変化が出るかもしれませんよ。もっともっと知りたい!という人は、ぜひお問い合わせください。一緒に頑張っていきましょう。