講師ブログ

2018年9月6日

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「ござる調」を楽しむでござる!河田氏との狂言のことば対談②【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

前回から、2019年6月9日(日)開催の狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座で講師を務められる河田圭輔氏との対談記事を、連載させていただいております。またの名を「真花塾・吉川のドタバタレポート記」。テンションがじわじわ上がってきておりまする(笑)。

今回は、狂言を声に出して読むことについての不安点などのご質問から、トークが盛り上がりました。

これまでの古典一般教養講座に参加した大学生からの質問

「ふだん使わないような昔のことばって、私たちにも理解はできるのでしょうか?」

吉川(以降Y):
女子大生からのご質問というのもあるのですが、河田さん、よろしいですか?

河田氏(以降K):
ん?

Y:
狂言にでてくる言葉って難しい気がする。古い言葉が多くて、理解できないかもしれません。こんな私でも参加しても大丈夫でしょうか?と。

K:
まあまあ、確かに、狂言に使われている言葉は難しいかもしれません。でも、狂言台本のうちでも「話し言葉」「会話」を中心に音読と解説を行いますので、大丈夫ですよ。

Y:
「話し言葉」だとわかりやすいですか?

K:
いま使われている言葉のもとになっているものばかりなので、意味はつかみやすいと思います。わからないものも適度にガイドを入れていきますので大丈夫です。

古典にでてくる「話し言葉」の特徴

Y:
話し言葉ということは、会話シーンということですね。つかんでおくとよい特徴などは、何かありますか?

K:
絶対というわけでないのですが「ござる調」の会話が多いんです。
「○○と申す者でござる」
「このあたりに住む者でござる」
これなら誰もが耳にしたことがあると思います。ちなみに能は「候ふ(そうろう)口調」ですよね。狂言ならではの「ござる調」は大きな親しみやすさのポイントになります。

こうして、まさに現代、一般の人の動きや会話が繰り広げられている場所で、まるでそこだけ時代がさかのぼってしまったかのように、インタビュアー吉川と河田氏は、「ござる」「ござる」と連呼しながら、話はさらにすすみます!

このトークも「ござる調」でやっていたら、それだけでみどころ万歳になったかも(笑)

このような日常のとりとめもない会話が、古い時代にももちろんなされていて、その人間模様を感じさせるストーリーが、今回取り上げる狂言の《仏師》です。当日の講師レクチャーを受けながら、理解し、声に出して体感するストーリーは、想像以上に楽しめると思います。

コミュニケーションを狂言から学ぶ真花塾にほん伝統文化プロジェクト

今回は、真花塾の吉川が、河田氏との対談パート2を紹介させていただきました。記事では要点をかいつまんでおりますが、実際にはとても時間をかけて、和気藹々と楽しく深く、対談レております。

真花塾にほん伝統文化プロジェクトは”明日使える古典”を、社会で活躍する皆さまにお届けする全く新しい古典教養講座です。

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