講師ブログ
2018年7月10日
是非の初心を忘るべからず!
高校生の勉強は、中学生の勉強とは違い課題が多く、それぞれの教科が細分化されます。そのため、勉強方法をしっかり考え直す必要があります。勉強方法を知っているか否かが、「ほんもの」の高校生かどうかの分かれ道です。受験勉強に対する中学と高校の違いについても、意識の向け方が格段に異なるので、早いうちから意識改革に努めることをおすすめです。
今回は古文・漢文のネット塾である「真花塾」が、中学と高校の勉強の違いについてご紹介します。特に高校1,2年生に参考になればと思います。
大学受験は全国大会レベル!地方大会レベルの勉強では・・・
当塾では、早い段階から、勉強方法について厳しくチェックをすることがあります。これまでご家庭で提案されていた方法や、小中学生だった本人たちの慣れている勉強方法の多くを、これからは変えないといけないんだよと、強制することが珍しくありません。大きな不安や抵抗を感じる方もきっとあるでしょう。しかし、それはとても需要なことなのです。
なぜなら!
大学受験は全国大会だからです!いま見えている狭い視野で最善を尽くしているつもりでも、上には上があり、先には先があります。
高校受験を経験した高校生たちの多くは、地元の高校を受験した子たちが多いはずです。そのため絶対数で考えると、ある程度の水準を保てている受験勉強であれば、合格は可能でした。しかし、国公立大学や有名難関私立大学では、全国各地の進学校に通う高校生たちと、学力で競わなくてはいけません。はたして、いまの勉強で十分でしょうか?私は、自分の担当する高校生にこう問いかけることが多いです。
そう、そこまでやらないといけないのが大学受験です。
真花塾からネット経由で添削指導をしていると、効率よく楽に点数アップを求める声はどうしてもあります。私も高校生たちの気持ちはわかりますし、そんな方法、たしかにあるといいよね?と返すことは、あるにはありますが、実際はそんなものはありません。
殆どの高校において、出される課題は多いですし、過去問や入試の過去問が満載になっているワークなどがあると、解くための手順は一筋縄ではいきません。数をこなしたり、調べる技術を身につけて丁寧に解くことなどが、必要になります。それはどうしても避けられないことなのです。逃げたい衝動に駆られている空気や、楽に身につく参考書や問題集へと動こうとする葛藤が、提出されるノートや解答の端々から感じます。どっこい、私もプロ講師。いつも目にしているノートの変動で、皆さんの心の動きも読めちゃうものなのです(笑)
高校1、2年生がいま解けない問題をクリアし、受験合格に向かういちばんの近道は、毎日の学習をコツコツ続けること、ちょっとした「?」を大事にして調べること、覚えたと思うことを活かして設問にチャレンジすること、これをひとつひとつこなしていくことしかありません。
そこまでやって、油断なく自分自身の苦手と向き合って、鍛錬していくことで志望大学に合格できるという意識が重要です。
初心に帰って”出来ていないこと”と向き合おう
今回は高校生のネット塾・真花塾が、高校生の勉強についてポイントをご紹介しました。一度高校受験という関門を突破した勉強方法を変えるという提案には戸惑うこともあると思います。しかし、大学受験は同じ勉強方法を続けていては、一歩どころか二歩三歩及ばないレベルで受験期に苦悩してしまう可能性が高いです。
いま一度深呼吸して、いまの学力と勉強方法がかみ合っているか考えてみることをおすすめします。慣れた勉強をただこなすことより、初心に帰って苦手とすることを得意にするにはどうするかを考えてみませんか?真花塾は皆さんに寄り添い、いろいろな提案や気づきのヒントを示し、いつでも皆さんを応援します。共に頑張りましょう!