講師ブログ

2018年10月12日

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キッズから大学受験生までなんのその!指導を円滑にするテクニック基礎編

塾をされている先生方の多くは、独自の指導方法やコツというものをお持ちの方が多いと思います。そういう情報の交流も今後、いろいろと役立つことが多いのではないでしょうか?今回はオフライン塾で幼稚園から大学受験生まで指導経験がある真花塾・吉川の指導で気をつけていることを紹介いたします。

生徒ごとに1授業につき5コほめる!

学校とは違い、塾での生徒さんの叱り方は難しいですが、ほめるのもなかなか大変です。しかし、正しく評価してあげることで、教えている生徒たちのモチベーションは大きく変わります。学年を問わず、テストが続いて生徒もプレッシャーを感じやすいこの時期、ぜひ「5コの法則」を意識してみてください。吉川がオススメしたい5つのほめ方について紹介いたします。

例)
・誤解なく読んでもらいやすいような字が書けてるね。(他人への意識をほめる)
・前にできなかった分数の計算ができるようになったね。(成長に対してほめる)
・学校の課題、前よりも計画的にすすめられるようになったやん!(自立に対してほめる)
・答えを自分で読んで、覚えるべきところに自分で線を引いてるね、すごいね(自主性に対してほめる)
・前はよく立ち歩いてたけど、だいぶ長いこと集中できるようになったね。(改善に対してほめる)

など。

あいまいにほめることより、具体的にほめることは自信を促すことに繋がります。ポイントは前よりもできるようになったこと
をこちらが見つけてあげて、それをそのまま伝えることです。

生徒が勉強ができるようになる、勉強でほめてもらい、楽しめるようになる、というのが私たちの最も重要な仕事です。それが本当にできていれば、ことさらに盛り上げたり楽しませようとせずとも、自然とわきあいあいとした雰囲気づくりにつながりますよね。

そしてその「勉強での自己肯定感」の土台は、彼らが高校生になったときに、必ず花開きます。”気合い”や”励まし”が効果的なのは高校受験生、つまり中3生までです。高校生への「橋渡し」でいちばん足かせとなってしまうのは、実は勉強内容そのものよりも、勉強に向かう姿勢の浅さ勉強での自分の強みを確信できないことなのです。

高校部の開設をご検討中の塾長様、より具体的な方法や指導内容につきましてはぜひお問い合わせください。

以上、真花塾・吉川からの指導テクニック基礎編でした。

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