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2019年4月25日

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古文は”品詞”で成績アップ!無学年ロケット学習法

ほとんどの学校の授業では学年問わず「予習」が課されます。「品詞分解のスラッシュ(/)をつけて言葉を調べてきなさい」というのが典型です。

よし、古文はやればやるほど大学受験勉強が有利になると聞いたしさぁがんばろう、!と思ってシャーペンを持った瞬間、いきなりのフリーズ・・・。スラッシュなんて一体どこにつけたらいいんだーーーー!(実際に自習室から叫び声が聞こえてくることもちらほら・・・笑)

では少し実践です。きっとみなさんの記憶のかたすみに残っているであろう百人一首から、ある和歌を分析してみましょう。(「ちはやぶる」も「からくれなゐ」も有名ヒット映画などを思い出す人も多いかな?)

真花塾・古典ネット添削の塾長ヨシカワも、みなさんと同じように品詞を手がかりにいろんな古文を読んでいます。ただしちょっとだけポイントがあります。

それは名詞と助詞だけははずさない!こと。さぁ、文法書の助詞一覧表をお手元にご用意。表で調べてしっかり自分の目で確認するんですよ。「書いてくれてるからいいじゃん、コレを覚えちゃえ!」なんて安っぽい勉強はNG!それでは無学年ロケット学習どころか、百人一首を呪文のように言えるだけで、ことばの意味も和歌のよさもまったく実感できていない小学生とおんなじになります。

古文(とくに和歌)は品詞分解をしてからも、いくつもの文法項目、古典常識や和歌の技法、読解スキルを使って読みすすめるものです。枕詞などの詳しい解説はネット動画添削をご受講の生徒さんへのお楽しみにして、いまはひたすら名詞と助詞にフォーカスです。

注)名詞と助詞に目をつけるだけで、カミナリに打たれたように急に古文がどんどん分かった!という生徒さんもいます。アナタはどうですか?

助詞は「も:格助詞」「に:格助詞」「と:格助詞」「は:係助詞」。活用がない(形がかわることがない)ことばに着目すれば、スラッシュの場所に困ることはぐっと少なくなるはずです。

では名詞は「神代」「竜田川」「唐紅」「水」。そうです、名詞はとにかく漢字に置き換える力が大切なのです。そうすれば「ことばの区切り」もおのずと見えてきますよ。

漢字なんてキライ!と思いこんでる人、大丈夫です、真花塾のネット添削で一緒に「ロケット学習」してみましょう。

最後に、百人一首も古文も大好きだよ、この和歌のよさをもっとよく知りたいよ、という猛者たちへ(^^♪

この和歌の詞書(ことばがき)には「二条の后の春宮の御息所と申しける時に、御屏風に竜田川に紅葉流れたる絵を描けりけるを題にて詠める」とあります。唐紅に染められたくくり染め(しぼり染めという染め方のこと)と、竜田川の川面を流れていく紅葉を重ね合わせています。

「不思議な神代でも、竜田川が唐紅色に紅葉をこんなにも染めているなんて聞いたことがない。なんと素晴らしい!」とたたえる歌、詠み手は在原業平です。屏風の紅葉の絵だけで、まるで川の流れの音や神々しくあたり一面を取り囲む真っ赤な葉っぱたちと、それらが数々と散りながら浮かんでは沈み見えなくなっていくように想像できるのは、和歌の名手ならではですね。

ちなみにこの和歌にも用いられている擬人法は、もとは漢文由来の表現技巧でしたが、この『古今集』の時代には和歌にも取り入れられるようになりました。

古文学習に自信のあるあなたなら、きっと漢文も武器にできます。漢文が本当の意味で得意になれば、合格可能性の高い大学は一気に増えます。古文と漢文の相乗効果は、受験古典では大きなポイントです。漢文学習のご相談もお気軽にどうぞ!

2018年8月16日

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古典の視点で考える理系が面白い

真花塾では多くの高校生に古典に関する勉強サポート、一般の方や学生さんには一般教養として古典芸能にふれるイベントを開催・提供しております。現代との結びつきが想像できないためか、古文を苦手とする高校生も少なくありません。私、吉川が携わっている生徒さんにも多いですが、理系高校生で国公立大を目指すため、しかたなしに古文を勉強せざるを得ないんだとため息をもらすケースも見かけます。理系であることと、古文理解が難しいということには関係はありませんよ。私、吉川も高校時代はリケジョでした。それで、いまは古文・漢文特化のネット塾代表です(なんでやねん!っていわないでくださいね)今回は、古典勉強の気分転換にもオススメの書籍を紹介いたします。理系の方にこそ読んでいただきたいです一冊です!

江戸学入門 江戸の理系力(洋泉社)

洋泉社から出されている本ですが、古文に関心を持てない理系の高校生にこそ読んでいただきたい一冊です。科学や技術が活躍するのは新しい時代ばかりではなありません。古い時代にも、科学や技術に憧れ、取り組んだ方々が多くいました。何もない状況から、今日に繋がる土台を作り上げた祖先の力強さを、写真や資料入りで感じることができる本として評価されています。

この本は「江戸の天文暦学」「江戸の測量術」「江戸の医学」「江戸の数学・和算」「江戸を彩る理系人たち」という5つの章から構成されています。天文暦学者の渋川晴海に関する情報からはじまり、測量家として有名な伊能忠敬、北方調査団の間宮林蔵、華岡流で知られる医師・華岡青州、和算家の関孝和、発明家としても知られる本草学者・平賀源内など、いろいろな方の功績がたくさん載っています。普段語られることのない情報は、昔の時代を知るめったにないチャンスです。

今の時代と、古文・古典の文化は繋がっています。まちがってもポツンと単独に存在しているものではないのです。いま私たちが当たり前に使っている技術や設備も古い時代に積み上げられてきたものが、さらに担い手によって高く積み上げられてきた証と言えます。

ネット上の声

「江戸学入門 江戸の理系力」を通して、日本人であることに誇りが持てる。昔の日本人ってすごいと思えるようになったという意見が多くネット上の声として挙げられています。興味や関心が持てるようになって、その時代にある作品や書物に興味持てることが、昔というものを紐解く学問には必要です。今回の江戸の人たちもまた、さらに平安や室町などかつての時代の人の思いや作品を受け継いで、何かに取り組んできたのだと私は考えます。技術や医療に関心がある理系高校生の皆さんも、技術や道具の移り変わりを知ることができるとしたら、少しは感覚が変わってきませんか?

そういう昔の資料を紐解いて、いまの技術に貢献させる橋渡しをしてきたのが古文を読解する専門家たちだったわけです。建築物や土木の知恵、食物に対する知恵まで古文や古典から現代に取り入れられたものは多いです。過去から現代に受け継がれたものって、すごいと思いませんか?そんな思いをもって、古文に向き合うと少しは苦手感も薄れると真花塾の吉川は考えます。

今回は高校生特化のネット塾・真花塾が、オススメする書物について紹介いたしました。知らないことを知る楽しみを持ちながら、古文読解をすることをオススメします。一般教養講座もあわせて、情報発信とお問い合わせをお待ちしております。

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2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》

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