推薦入試カテゴリー記事の一覧です

2019年4月23日

Q&A, ネット塾, 保護者サポート, 受験, 塾サポート, 大学受験, 推薦入試, 私立大学受験, 講師ブログ, 高1, 高2, 高校部

オープンキャンパスを最大限に活用!

GW以降、どの大学も定期的にオープンキャンパスが開催されるようになります。受験「勉強」の合間を縫い、興味関心のある大学のオープンキャンパスには必ず行ってください。「受験当日の下見」という目的にしておくのはもったいない!とってもたくさんのメリットがあります。

もちろん毎回すべて行きなさい、ということでありません。自分にとって最大のメリットになる情報が得られるベストタイミングを狙い、戦略的に行きましょう。

今回は関西の大学合格指導8年目の真花塾の吉川が、オープンキャンパス120%活用術をご紹介します。ぜひお知り合いの受験生にもお知らせいただき、志望校の決定と受験勉強の充実にお役立てください。

1)入試対策講座には必ず参加!(9月以降の開催が多いです)

各大学、受験生向けの「入試対策講座」の開催があることも。オープンキャンパスそのものの日程は、数日にわたることもありますが、「都合のいいときに立ち寄ろう」ではなく「自分の知りたい情報をいちばん得られるのはいつか」という視点で事前にしっかりネットで調べてから出向きましょう。

※オープンキャンパスでの「講義」がそのまま「入試」にふくまれる試験日程を持つ大学もあります。もし参加できなければ、もちろん受験ができません。また、公募制推薦入試を考えている人は9月~11月のオープンキャンパス情報にアンテナを張っておいてください。

2)交通の利便性や往復時間は「通学するつもり」で確認!

その日一日だけなら、たとえ往復4時間以上かかっても気にならないかもしれません。でも毎日、ラッシュ時の混雑で、教科書やノートPC、アルバイトに必要なものなどの荷物を持って通うことを想像してみましょう。そして、通学時間についてはぜひご家族に相談を。最寄り駅の混み具合などは保護者の方やごきょうだいがよくご存じかもしれません。実際にオープンキャンパスに行ってみて初めて、下宿の有無にも相談が及ぶこともあります。

3)過去問の無料配布はしっかりGET!塾の先生にすぐに見せよう

合格できる受験勉強は過去問を知ることから始まります。「まだ実は一度も見たこともないし、調べたこともない・・・」という人には喝!!毎日なにを目指して受験勉強をしているのですか?いまではネット検索という方法でも過去問&解答を調べることができます。まずは自分からアクションを起こすことです。

おっと、つい熱が入ってお説教モードになってしまいました(‘◇’)ゞ。でもご安心!なかにはオープンキャンパスに参加すると過去問をプレゼントしてくれる大学も。ただし、解説までは掲載されていない大学もありますから、先生に相談して「解き進め方」「分からない問題があったときはどうやって質問をするのがいいか」などのアドバイスを受けておくと安心です

このように、一口にオープンキャンパスといっても、活用の仕方や注目すべきポイントは受験生それぞれで異なります。「友達に誘われたから行く」と直前で参加を決める人も多いのですが、「友達について行ったら、自分の見たい学部のキャンパスとは全然違う場所だった!」とがっかりして帰ってくる場合も・・・。

大事な受験勉強の時間を割いて行くわけですから、自分にとっていちばん有益な情報を得られるように、事前にしっかり準備していきましょう。「〇月△日に××大学のオープンキャンパスに行きたいと思っているんですがどうでしょうか」という相談だけでもウェルカムです!真花塾では丁寧にサポートしますよ。

2018年9月10日

受験, 大学受験, 学び, 就活, 推薦入試, 講師ブログ, 進路指導, 面接練習, 面談, 高校部

どこからでもかかってこい!究極の面接練習のひみつ

塾講師の仕事番外編、それは面接練習です。 面接対策は真花塾でも、人気と実績ある指導の一つです。高校生や大学生の就活、教員採用試験対策、各種推薦入試や医学部入試での面接対策など、一口に面接練習といっても、目的はいろいろです。

今回は就職試験に向けた、面接練習の模様を少しお見せします。 真花塾での受講を検討されている方、面接対策に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

オーバーコーチングしないことが大事

良くない面接練習で代表的なものは暗唱大会になってしまうことです。質問をしている相手の顔を見ず、ただ頭の中にあるセリフを一言一句間違えることなく答えようとしがち。

そうなると、「生きた回答」にはならず、相手の記憶には残りません。下手にセオリー通りのものだけで安心してしまうと、「その他大勢の受験者」と同じように見なされてしまうかもしれません。こんなときに手取り足取り、講師の側でオーバーコーチングすると、指導者の文言だけの答弁になりがちで個性が見えないというリスクもあるのです。だから文例ばかり追い求める面接対策はNGと言わせていただきます。

真花塾ならではの面接対策とは?

真花塾で面接練習のときは、志望動機や自己PRを中心に、非常に幅広くさまざまな質問を投げかけるようにしています。 よくある質問に、「合格するための答え方」などのテンプレートはいっさい用意しません。皆さん自身が、どのように考えて答弁するか、何を好み目指している人材であるのかが学校や企業で評価するところだからです。だから面接練習で行う質問は、いろいろ用意しています。

えーそんなの本当に試験で聞かれるんですか、とよくびっくりされますが、面接練習は、なにも受け答えの練習という位置づけだけではありません。 セルフジャッジという点でも非常に重要です。受け答えの正解なんてものを考えるのではなく、自分自身を冷静に見つめなおす材料にすることをオススメします。

自分がどうなりたいのか、なぜこの道を選ぼうとしているのか、なぜその職種や大学が好きなのか、本当に頑張れるのか。それらの「最終確認」をしてもらうため、私はトータル4回以上の授業においてじっくり対話します。

ある高校3年生男子とのエピソード

高校生:「私は、子どもの頃から父がその仕事をしているのを見ていて、自分もやってみたいと思いました!」

胸を張って答えてくれます。

私:では、お父さんのどのような姿を見て、自分もやってみたいと思われましたか?詳しく教えてもらえませんか?

高校生:「…え?え?えっと…えっと…分かりません」

んなアホな!と思いますが、意外ととてもよくあることです。もちろん、就職面接の練習だけでなく、大学の推薦入試や就活向けの練習もしかり。

きっと本当は自分なりの理由があるのに、「エピソード」を振り返っていないため、どうしても「誰かに言わされているような」「生きていない返答」に聞こえてしまいがちです。

いざ、合否を分ける指導

だから、ここから時間をかけます。

私:お父さんはご自身の仕事について、どんな話をしてくれたの?^ ^

高校生:「残業だとか、あんまり面白くないとか、疲れたとか…いろいろ」

私:でも、きっと何かがカッコいいなと思ったんでしょ?

高校生:「疲れてても、頑張るっていうか…あ!お客さんが待ってるから明日も早起きするねんって、言ってた」

私:そう^ ^じゃあどんなお仕事内容か、聞いたことある?

こうして、どんどん掘り下げていきます。そして、ご家族の話や企業見学の話など、ぐいぐい聞き出して盛り上がったあと、ラストはロープレ形式で締めくくります。

私:では志望動機を聞かせてください。

高校生:「私は、父が同じ仕事をしていたこともあって、もともとお客さんのために〇〇で役に立つ仕事に就きたいと思っていました。そして、学校の先生にも相談して自分の進路を考えていたところ、御社の求人票に…」

内容がぐっと深くなりました。そして何より、本人がもう、こちらが感動するほどイキイキと誇りを持って受け答えしています。

これでどんな担当者であっても、どんなことを聞かれても大丈夫(^-^)!

私は心の中でガッツポーズをして、「いまの本来の自分で行っておいで」と声をかけて、あとは受かってくるのを待ちます。 正直、こういう指導が出来れば合格することが殆どです。

面接は会話であり対話

「何を言えば受かるか」「自分をどう見せようか」と思っているうちは、担当者と会話ができません。自己PRもマナーもちゃんとできたのに、なんで落とされたんだろう、と言う人が、ときどき大人の中にもいますが、「ちゃんとできたか」ではなく「ちゃんと伝わったか」にウエイトを置いてみてください。

面接を受ける方の多くは、入社後の仕事内容や入学後の学問の知識なんて、なくて当たり前です。それをちょいとパンフレットを見たり聞いたりしただけで、さも「自分はできます!」みたいに振る舞ったところで、見る人が見たらすぐわかります。

誰かのために頑張れる人、仕事を通じて誰かや何かの役に立ちたいというシンプルな思いこそが、皆さんのチカラになります。そういう前向きなエネルギーや意欲を面接で感じるようにすることが大事です。正確に暗記することを念頭に置くと、大事なことが伝わらない可能性が大です。

取り繕わないことがなによりも大事

面接で伝えたいことを考えるには、自分にしか話せない、自分の感じたエピソードを伝えること。 頑張れます、頑張りたいですという思いを忘れないこと。 それが鉄則です。もちろん、ただ「頑張りたいです!」「入りたいです!」のたいたいモードに入ってしまってはいけません。ひとりよがりの会話にならないように、目的意識を持ってきっちりと指導を受けてください。

ごくまれに、「自分はこんなにも強い思いを持ってがんばっているのに、練習とはいえダメ出しをされるなんて信じられない!」とパニックになってしまう人もおられます。(とくに大学生以上の社会人の方)

でも、その思いの先にあるものを伝えたいと思いませんか?誤解なく伝えられるスキルを身につけたいと思いませんか?

リラックスして、とか、気合いだ、笑顔だ、などというただの励ましではなく、「どんな質問にでもニコニコと対応できる」ココロの持ち方を伝えるのが、塾長ヨシカワにできる真花塾ならではの面接練習だと思っています。

今年もこの時期、面接対策が忙しくなる時期がやってきました。
頑張れ(^-^)

2018年9月4日

ネット塾, 動画添削, 受験, 推薦入試, 講師ブログ, 進路指導, 高校部

「お願い」よりも効くよ! 受験に強いのはルーティン

大雨や台風などに苦しんだ日本列島ですが、皆様のお住いになっている地域はいかがでしょうか?真花塾がある関西でも全国区のニュースで流れると、とくに今年の大雨・台風の被害は並大抵ではありません。さて9月に入り、高校生専門の真花塾らしく、まずは大学受験スタートといえばコレ!推薦入試が始まります。今回は、大学受験に必要なポイントとは何かについて紹介いたします。

大学受験の足音はすぐそこに

お母さんがお守りをくれた、とか初詣で合格祈願した、とか、これから受験期に向かうなかで、よく見かけるシーンですね。年末年始には全国の受験生たちの合格祈願の様子がニュースで取り上げられます。でも私立大学が多い関西エリアでは、この9月10月からすでに、願掛けやお守りの類は、あるあるトークなんです。

そうです!
公募制推薦入試や指定校推薦やAO入試などを受ける高校生にとっては、もう受験はすぐそこなのです。

ごめんね!でも鬼になると決めた「わたし」

この時期に質問で決まってきかれるのが、「どの神社に行ったらいいか」です。
私は神社もお寺も大好きなので、学業成就と言えばいろいろと思いつきます。 もちろん神社はおすすめスポットです。ついでに神仏習合のおもしろさや、近くの和菓子店なども紹介できるくらい好きです。
でも、心をオニにして、毎年、毎回、こう言います。

お守りがなくても受かるよ。それでも行くの?

頑張りで得られる受験勉強の方が効果がある

いきなりこう返された高校生たちはみんな言葉を失います。うぅーごめんねー(´;ω;`)ウッ…

わくわくとした表情で同じことをご質問になる保護者の方もいらっしゃって、そのときも心の中でごめんなさいと言いながら、やはり同じことを言います。

人気が高い大学を受験される場合、あとわずかの差を決めるのは神頼みではなく、いま小論文練習にかける一分一秒、試験併用型ならつかみかけているその問題ひとつひとつをばっちりマスターした方が、やはり合格率は上がると思うのです。勉強よりも合格祈願に気持ちが向いてしまい、実際にその時間を割いてそちらに出かけてしまうということは、指導する立場からみると本当に不安です。

正直、私も言いたくないセリフです。しかし、お子様を合格させると決めた以上、より確実に合格していただくためには、やはりオニになります。だから、少々辛くても頑張って言わせていただいています。

「合格お守りやお願いをしなくても、ご本人のがんばりと取り組み次第で受かりますよ。それでも遠いところに時間をかけて、願掛けに行かれますか? 」

ときには表情いっぱいに反抗の意思をぶつけられたことも、何度かあります。しかし、そんな生徒たちも、いまでは立派な大学生になっています。「あのときはごめんね(笑)」と懐かしむこともあります。それもやはり合格してこそ。安易な励ましの言動で、万が一落ちていてしまったらと思うと、やはり私は自分の責任を思います。

有名人の”お守り”はルーティン

スポーツやプロの世界では、ルーティンというものがそのまま、自身のお守りになります。いまでは誰もが知るメジャーリーガーのイチロー選手が有名ですが、例えばバターボックスに入るときの屈伸やバットを回すといった動作です。練習でも、本番でも同じ動作を合間合間に取り入れることで、心のスイッチを切り替えることに役立てています。そうすることで、どんな大舞台であっても緊張せずに、いつものプレーができるのだそうです。同じ理由でも日本の女子バレー選手が、ルーティンを取り入れて試合での動きが変わったという報道もありました。受験生こそ、ルーティンが必要ではないでしょうか?

真に強い受験生の共通点

本当に「受かる」人はわざわざ神社を探してまで合格祈願はしません。受験で必要なのは、特別なことやアイテムではなく、普段からの勉強ひとつにかかっているのを、身をもって体験しているからだと思います。 ボロボロになっても大切に「いつも」使っている勉強の問題集、文房具、辞書などの方を大事にして、ペースを崩さずに勉強に励んでいます。

元気をくれるものは何でもお守り

お守りとは「がんばる気持ちを思い出すアイテム」です。 お守り袋やゲン担ぎグッズは、「それを持っていると勇気が出る」から持つのです。 ならば、いつも使ってる問題集やノート、いつも使ってるシャーペンが、みなさんを力づけてくれます。

ポイントは「いつも」使ってるもの。

「いつも」「心をこめて」勉強に向かうときのいつもの相棒です。 そして、ルーティンのように、いつも通りの取り組みを受験時にも続ける方が効果は倍増します。

ここまでくると、受験や推薦入試について、もうこれ以上、私からお伝えすることはありません。
「いつも」はそう簡単には作れない。 いまならまだ間に合います。

みなさんは何を「お守り」にしますか。

【提携塾サイトご紹介】
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2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》

2018年2月23日

大学受験, 推薦入試, 講師ブログ

大学推薦入試の初めの一歩

指定校推薦、AO、公募制推薦と、早ければ秋から受験本番時期が始まります。
一般入試を待たずして、少しずつ大学合格の報告があり、その度に歓声を上げるのが塾講師のお約束。

ですがこの推薦入試、なかなかのくせ者なのです。

推薦入試にまつわる不安ランキング

第1位:突然目の前に現れた「志望理由書」「小論文」「面接」
第2位:もし落ちたら、一般入試で合格できる自信がない
第3位:長い文章が書けない

いやちょっと待って!志望理由はそもそも「ある」でしょ?突然じゃないよー!
小論文も面接も、いかに日ごろからそれに即したモノの考え方をしているかがポイントです。

突然やろうと思って突然がんばったって、効果は知れています。
(本当のところは、本人が志望理由書などをどこかで軽視しているのが、一番ゆゆしき問題です)

必死な彼らには、あまり自覚は無いようですが、健全な努力ができているかどうかは、見たらすぐに分かります。
いわば”合格フラグ”です。推薦入試も同様。

18歳は進学や就職という節目の時期。
本来ならば、自分の意見や考えを、十分に他人に伝えられる力を持っている年齢です。

今まさに入試の仕組みや教育そのものの転換期を迎えていますが、この先いつの時代も同じことでしょう。

ふさわしい知識を身につけ、それを受け入れ、ときには批評もし、自分の意見や主張を伝えましょう。

長い文章は書きたくない、面接だから緊張して話せない、ということでは困ります。

健全な努力を経験した人にこそ、実力と精神力が備わります。
努力の仕方は、講師から教わることができます。
志望校を決めて、学部を決めて、推薦を受けるかどうかが決まったら、とにかく早く相談していくださいね。

初めの一歩の踏み出し方、次の一歩のための方法、そしていずれ一人でステップを踏めるようになるコツ、教えます。