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2019年5月28日

ケーススタディ, コミュニケーション, 古文, 大学生, 大学生講座, 学び, 就活, 真花塾にほん伝統文化プロジェクト, 講師ブログ

必見!体験型コミュニケーション研修をお探しの企業研修ご担当者様へ【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

初めまして。真花塾の吉川真梨と申します。当塾は、古文漢文を武器に大学受験を目指す高校生のためのオンライン塾です。いわゆる「お勉強」の古典を教えています。

じゃあ、なぜ古典を教える大学受験指導塾の人間が、社会人向けの体験型コミュニケーション講座を開催するのか?

とてもよく質問されます。

私の思いはただ一つです。

古典を”明日使える知恵”として活かしてほしい。勉強科目として学んだ人がたくさんいるからこそ、今度は実社会のコミュニケーションの場で、それを本当の意味で役立ててほしい。

このようなわけで、就職活動に励む大学生や若手社会人の方にも”明日使える古典”として学びを深めるための【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】を立ち上げました。最近では、学校や塾の先生をはじめとする教育関係者の方々も関心を寄せていただいています。

明るい”アホ”がいちばん強い

ただいまご参加お申込み受付中の、狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミアは、狂言《仏師》の台本を音読しつつ、「アホの強さ」つまり「取り繕わない自分でいることの強さ」を知るのを目的としています。

音読と一口に言っても、これもまた「お勉強」とは異なります。

狂言の実演講師に「サラリーマン狂言」でおなじみの河田圭輔氏を、さらに関西を拠点に能楽研究を長年続けておられる能楽研究家の朝原広基氏をお迎えし、いわゆる座学研修とは一線を画す講座づくりをしています。

もちろん、「人を育てる」「人をやる気にさせるコミュニケーション」の切り口から、真花塾塾長の吉川もお話しさせていただきます。

2017年に春に当塾が大学生に行ったアンケート結果によると、社会人として身につけておくべきスキルは何か?という問いについて、103名のうち97名が「コミュニケーション能力」と回答しました。

若者も「社会に出たらこのままではいけない!なんとか自分のコミュニケーション力を高めないと!」と、なにか突破口を探しつづけています。

ですが、コミュニケーションの質は「相手がいること」を前提としています。

だれかれ構わず話しかけてみたり、やみくもに経験を積もうとしたり、方法論を学ぶだけでできるようになるというものではありません。

ときに空回りしつづける若手社会人の皆さんに、狂言の登場人物に自分自身を投影させつつ、「台本の音読」という体験型の講座を通して、自分の殻を破ってほしいと考えています。

実社会で必要とされるコミュニケーションは、”明るいアホ”でいられること。

そこにいるだけで場が明るくなりお話もはずんだ結果、お客さんがどんどん集まったり、チームを活性化させるような人、そして周りから一目置かれるような人って、いませんか?

その第一歩は、自分がまずコミュニケーションに対するこれまでの意識を変え、考えや行動を「ほんものの社会人」としてふさわしいよう変えていくことなのです。

企業向け「狂言をつかった体験型ビジネスコミュニケーション講座」お問い合わせも随時

また、当塾では企業向け研修講座(御社に出張します)のお問い合わせも随時受け付けております。

狂言を使った体験型ビジネスコミュニケーション講座とは

お問い合わせはコチラ

真花塾にほん伝統文化プロジェクトは”明日使える古典”を、社会で活躍する皆さまにお届けする全く新しい古典教養講座です。

【お申込み受付中!】2019年6月9日(日)狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミア

2019年3月23日

コミュニケーション, 就活, 教養講座, 真花塾にほん伝統文化プロジェクト

狂言をつかった出張ビジネス講座・本格受付!【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

2019年3月某日。
講師である狂言師・河田全休(かわたぜんきゅう)氏と真花塾塾長の吉川、そして若手社会人になられる皆さんとともに狂言《柿山伏》を使ったワークショップ形式・ビジネスコミュニケーション講座を開催しました。

約90分の内容を、少しだけご覧いただきましょう。

まずは座談会形式のインタビューから。アルバイト経験、狂言へのイメージやコミュニケーションについて、それぞれに伺います。

とくにコミュニケーションの大前提「伝わる声」とはどのようなものか話し合います。

いざ狂言《柿山伏》の世界へ。
台本を講師とともに音読します。


台本を大きな声で音読することを通じて、「伝わる声」をつくります。本を見ること以上に、講師の声を自分の耳で聞き取り、おうむ返しすることを意識しましょう。※とくに接客業など、不特定多数の方とお話しする機会が多い方へ。

次は実際の身振り手振りをとりいれて、さらに読み進めます。


セリフとともに実際の役者の動作を行います。楽しみながら、より相手に伝わるジェスチャーとその活かし方を考えていきます。※とくに資料を使った営業やプレゼンなど、相手に印象的かつわかりやすくご説明する機会が多い方へ。

体もあたたまるにつれて、笑顔と笑い声があふれます。

ここで扇が登場。

さらにはこちら。研修という堅苦しいイメージは吹き飛んでしまいますね!

靴を脱ぎ、実際に足を踏みならしてみることで、重心の置き方も体感。


扇を使い、所作をしながらセリフを言って少し演技をします。体のどの部分を意識すれば声や動きを安定させることができるのかを体感。コミカルな動きで、緊張した心も解放できます。※とくに人前に立つことにニガテ意識のある若手社員の方。座学のビジネス研修とは違った視点でコミュニケーションを知りたい方へ。

【参加者の声】
Bさん(20代男性)
狂言は日本史の教科書でしか触れたことがありませんでしたが、意外に楽しかった。接客の仕事では大きな声を出すこともあって、ノドを痛めることもある。お腹からの発声のしかたは役立つと思った。

Nさん(20代男性)
ダンスの経験があるが、狂言の動きは、止まっているときのほうが難しいと感じた。なにもしなくても自分をきちんと見せる、何かを伝える、存在する、というのは仕事でも役に立ちそう。

Dさん(20代男性)
(だたのビジネスマナーなどの研修とはちかって)自分で体験して自分で気づくという、人間的な成長ができるのが面白いと思った。自分が楽しいというのも大切な要素で、(仕事などをしているときも)その楽しさが誰かに伝わればいいなと思う。普段の積み重ねの大切さを知った。

Tさん(20代男性)
台本を読むときも「おうむ返し」が楽しいと思った。(大きな声と動きをやったり、こうしてみんなの前でできると)人前で話したりするのも苦ではなくなると思う。

Iさん(20代女性)
声を出すのはもともと好き。いつも慣れ親しんでいる歌(西洋音楽)とはちがった声の出し方をするのが面白いと思った。

Kさん(20代男性)
大きい声は出せるが、話すスピードや声の高さも気をつけることが大切だとわかった。続けていけば、どもったり言葉につまることもなくなりそう。動きも姿勢に気を付けるだけで体力もつきそう。塾講師経験があるが、言葉で説明することにプラスして教えることもうまくなれる気がする。

【講師プロフィール】
狂言師 河田 全休(かわた ぜんきゅう)

1980年3月31日生。兵庫県明石市出身。私立灘高等学校卒。1999年、京都大学入学と同時に、京都学生狂言研究会(KGKK)に入会。大蔵流狂言師である木村正雄、網谷正美に師事し、およそ20年にわたり伝統的な狂言の習得に努める一方、体験授業やワークショップなどの普及活動にも取り組んでいる。 また近年では「サラリーマン狂言」や「婚活狂言」の創作など、狂言の笑いを現代に広げる活動にも力を入れている。
●主な古典狂言活動歴
1999年『舎弟』アドにて初舞台
2007年『木六駄』披キ
2010年『那須之語』披キ
2019年『三番三』披キ(予定)

●主な創作狂言の活動歴
茶道のビジネスシーンでの活用を提示している実験的茶道グループ「給湯流茶道」において、狂言事業部代表として参加。主にサラリーマンを主人公とした現代風の狂言を創作、上演している。
2015年11月『理不尽納品』@小川町廃ビル(千代田区)
2017年6月『婚活男』@サロンド毘沙門(京都市)
2018年7月『仕立屋争』@千林商店街(大阪市)
2018年8月『ザッツ結婚相談所』@アーツ千代田3331(千代田区)
2018年8月『結婚式場DE天下分け目の大バトル』@雅叙園(目黒区)
2019年1月『かくし芸』『末広かり』@織部(世田谷区)

●学校における狂言指導歴
2004年~現在 大江能楽堂(京都市中京区)小中学生狂言鑑賞会出演
2014年~現在 同志社大学(京都市上京区)留学生ワークショップ講師
2016年~現在 喜界島(鹿児島県喜界町)小学校での島ゆみた(方言)狂言の演技指導
2018年~現在 島前高校(隠岐郡海士町)での国語総合(古典)授業の特別講師

●その他、狂言体験、ワークショップ指導歴
2016年~現在 OBPアカデミア(大阪市)サラリーマン狂言の実演、及び体験講座講師
2017年~現在 真花塾(京都市)古典教養講座(輪読)の実演講師


【コーディネーターからひとこと】

こんにちは。真花塾塾長の吉川です。

私が伝統芸能を観るだけでなく「やってみよう」と思ったのは、古典が好きだという理由だけではなく、西洋のダンスに心身の「限界」を感じたこともきっかけのひとつです。日本ならではの体の使い方、ムダなく美しく見せる所作は、一時的な「テクニック」ではなく、心身の「鍛錬」につながります。まだ若い時分だからこそ、日本古来の体の使い方を知り、精神を豊かにする努力も大切です。

伝統芸能は、深く知れば知るほど、自分の教養や視野が広がっていくのが実感できます。

長い仕事人生においては、テクニック的なコミュニケーションも、ときには必要になることもあります。

ですが、「誰と」「どんな場でも」「堂々と」渡り合えるという自信は、私たちの一生の財産になります。どのような年代の人とも臆せずに、初めて会う方とも楽しくスムーズにお話ができるという財産(自分への信頼)を、ぜひこの講座を通して体験していただきたいと思います。

伝統芸能を、”明日使える古典”としてとらえ、たくさんの方々の長いキャリアにおけるスパイスとして活かしていただけますと幸いです。

ご興味を持たれた方、ぜひこちらからお問い合わせください。

2018年12月17日

ネット塾, 大学生, 大学生講座, 就活, 講師ブログ

2019年に就活生・新入社員になる大学生たちへ〜コミュニケーション能力の本質を知る〜

なにかの記事で、「お母さんは自分にとっては‘お母さん’以外の何者でもなくて、ふいに自分の子供時代の話をされたとき、娘としてとんでもなく衝撃を受けた」という内容の話を読んだことがあります。

それと同様、“先生”もはじめから“先生”という人間だったわけではなく、子どもだったこともあれば、みなさんと同じ大学生で、就活も経験しましたし、もちろん新入社員だったこともあります。

いまでは高校生メインの古文漢文オンライン塾として、この真花塾を経営していますが、じつは塾長吉川の理念のひとつに、大学卒業後、実社会に出ても思いっきり活躍できる人材を育てるということがあるんです。

以前、真花塾が大学生の皆さんにご協力いただいた就職活動についてのアンケート

就活に大切なことは?の項目では、ダントツ第一位でコミュニケーション能力があがりました。

今回の講師blogは、なんとスペシャル版!

就活の本格化を控える大学3回生、まもなく晴れて入社を控える大学4回生の皆さんに、究極のコミュニケーション術をこっそりお伝えいたします。

営業職ってすごい!の目覚め

大学3回生の就活の当初、私はコンサル志望でした。学生の頃には教職にはまだ関心がなかったのですね・・・(笑)

ところが自己分析などを進めるうち、営業職も、売るだけじゃなくて相手の悩みごとを聞いて、一緒に解決する仕事なのだと気づかせていただく機会がありました。

そのような発想の転換を経て、最終的に入社したのが、ヘアサロンやネイルサロンなどの美容に関するポータルサイトの会社で、営業の職種だったというわけです。

会社説明会や面接で、ご縁あって大学4回生の4月に内定をもらい、インターン生として月に数回出勤することになりました。

ショーゲキ!インターン生の挫折

それから数日後。
アポ取り電話もしましたし、上司の商談にも同行させてもらいました。いきなりの実地訓練です。なんてムチャ振り!(笑)

でもこんなムチャ振りも、リーマンショックの影響もあったのだとは思いますが、企業の人材育成の過程のひとつでした。(これがアルバイトや契約社員とも原則的に異なる点だといえるでしょう)

大学の友達は、もちろん正式入社前にそんな経験はさせてもらっていません。私だけでなく、同期はみんな、不安と嬉しさとに満ちていました。

ところが、内定をもらったその翌月から、大きな挫折を味わうことになりました。契約がちっともキメられないのです。

一日の30件の電話のうち、訪問できるアポが取れるのは2つくらい。やっとのことで取ったそのアポも、訪問すれば「え、アンタとそんな約束したっけ?」とヘアサロンから追い出される始末。

その後、着々と同期と差がつき、正式入社後には早々に異動勧告。簡単に言えば戦力外です。

自分にはすっかり営業の素質がないのだ、この会社にも必要とされなくなってしまったと感じ、大学卒業後半年足らずで退職しました。

いやー思い出しても苦しいです(^◇^;)

そして気がつけば2018年。あれから10年ほどが経ちました。

私はその間、百貨店で顧客案内の仕事をしたり、そのあとは日本語教師として外国人留学生に日本語を教え、個別指導塾で子どもたちに勉強を教え、自分の塾で高校生に古文漢文を教えるようになりました。そしてそのうちに営業の仕事のことなんて、ほとんど忘れていました。ときどき思い出すのは「辛かった」という感情ばかり・・・。

どころがどっこい!

職種が働き方を支配することなんてない!

仕事ってどんな場合でも、つきつめると毎日が営業”的”なんです。毎日、誰か自分や商品サービスに賛同してくれる人を募り、興味関心を持ってくださる人とお話をするのです。社内でもそれは同じです。誰かが誰かを動かしてこそ、この社会は動いているのです。

塾の場合、しかも相手は、ちびっ子を含む未成年&保護者の方。さらに、非常勤講師の先生たちとのチームづくりや研修もあるものの、結局土台は同じです。仕事の向き合い方と努力の方向性に職種の境界線はないということ。

とはいえ、「入塾してください」とか「授業の回数や科目を増やしてください」とか「教材買ってください」ということを言うのではありませんよ。いわゆる“営業”感覚だけじゃない。

もっと大切なことがあるんです。それこそが究極のコミュニケーション術!

営業職時代の上司のアドバイスを、私はいまもよく思い出します。皆さんへののエールとして、そして私の初心の意識を高めるためにも、ここで少しだけご紹介しますね。とってもリアルではないかと思います。

1)お前はまだまだプロじゃない。「言っていることを考えていることが違ってきて初めてプロと言える」

せっかくお約束した商談の時間、お前は何を考えている?
相手の話をウンウンとニコニコ聞きながら、いつのまにか営業としての役割や、自分の伝えたいことを忘れてしまっているだろ?
お前は、ただ漫然と時間を過ごしているだけだ。それでは相手の求める「答え」が出せずに終わってしまう。

まだ警戒しておられる方には「不信感」として残り、せっかく信頼してくださっている方にも「失望」を残す。相手にとっては営業マン=時間泥棒となってしまい、もう二度と会ってはもらえない。

※実際には「そうなんですね。美容師さんの人手不足で大変なんですね」と言いつつ、頭では「その原因はどこにあるのか?オーナーの考えは?どんな質問をすれば引き出せるかな」と、同時に考えておくのだ。

→たとえば塾講師はこうなる!

・勉強方法の質問
・志望校の相談
・「なかなか成績が上がらない」「勉強がイヤになっちゃった」という悩み

面談では、これらへの明確な答えや塾としての見解を、その場でできるかぎりスピーディーに示せるように心がけています。「調べておきます」という返答は、多くの場合、時間泥棒です。

2)どんなに知識武装したときもアホになれ。「アホになれる奴がいちばん強い」

もちろんプロなのだから、美容業界に関する情報や知識は持っていて当然。だが、現場ではその知識武装を忘れるくらいに相手に集中し、アポ取りや飛び込みでは、次々に、なんの躊躇もなく明るく振る舞うこと。

→たとえば塾講師はこうなる!

・指導のときは、生徒と対等に接する。
たとえ子どもであっても、意向や主張は必ず持っています。まずは「主張を示してくれた」ことを認めてあげてから、プロとして一人一人に合った指導方法を提示し、「それならチャレンジしてみよう」と思ってもらってしめくくることが大切です。

・生徒の失敗や後悔エピソードは、あえてクスっとした笑いに変えてあげる。
そのあとで「同じことをしないような効果的な方法」を紹介して、「こんどはそうしてみよう!」という前向きな気持ちを引き出します。本人が反省している以上、輪をかけて叱るようなことはせずに、あえて穏やかに見守ることもあります。

気になる!就活必勝法とは

いろいろなテクニックはもちろん存在します。ビジネスマナー履歴書の書き方、理想的な面接での受け答えなど、数え上げるとキリがないのも事実です。志望に合ったような資格も、持っている方がいいでしょう。

ですが結局のところ、就活はご縁探しです。自分を飾り立てず素のままで堂々とふるまえる強さが必要です。

コミュニケーションは本来、相手との関係性を高めるために存在しています。決して自分自身をアピールする道具ではないのです。

志望先の企業の方々から
「この人となら一緒に働きたい」
「会社運営で大変なことも一緒に乗り越えていきたい」
「将来自分の仕事を引き継いでもらえるような人材として育ててあげたい」

と思ってもらえるように、毎日のたゆまぬ努力と意識を身につけましょう。

そのためにはどうするか?

それは皆さん次第です。自分の本当の良さや強みを知り、自分がどうやって社会のお役に立ちたいのかを考えてみることから始まります。

この記事が皆さんにとって、なにかヒントとなることを願ってやみません。お話はいつでも聞きます。塾長吉川までご連絡ください。

2018年9月10日

受験, 大学受験, 学び, 就活, 推薦入試, 講師ブログ, 進路指導, 面接練習, 面談, 高校部

どこからでもかかってこい!究極の面接練習のひみつ

塾講師の仕事番外編、それは面接練習です。 面接対策は真花塾でも、人気と実績ある指導の一つです。高校生や大学生の就活、教員採用試験対策、各種推薦入試や医学部入試での面接対策など、一口に面接練習といっても、目的はいろいろです。

今回は就職試験に向けた、面接練習の模様を少しお見せします。 真花塾での受講を検討されている方、面接対策に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

オーバーコーチングしないことが大事

良くない面接練習で代表的なものは暗唱大会になってしまうことです。質問をしている相手の顔を見ず、ただ頭の中にあるセリフを一言一句間違えることなく答えようとしがち。

そうなると、「生きた回答」にはならず、相手の記憶には残りません。下手にセオリー通りのものだけで安心してしまうと、「その他大勢の受験者」と同じように見なされてしまうかもしれません。こんなときに手取り足取り、講師の側でオーバーコーチングすると、指導者の文言だけの答弁になりがちで個性が見えないというリスクもあるのです。だから文例ばかり追い求める面接対策はNGと言わせていただきます。

真花塾ならではの面接対策とは?

真花塾で面接練習のときは、志望動機や自己PRを中心に、非常に幅広くさまざまな質問を投げかけるようにしています。 よくある質問に、「合格するための答え方」などのテンプレートはいっさい用意しません。皆さん自身が、どのように考えて答弁するか、何を好み目指している人材であるのかが学校や企業で評価するところだからです。だから面接練習で行う質問は、いろいろ用意しています。

えーそんなの本当に試験で聞かれるんですか、とよくびっくりされますが、面接練習は、なにも受け答えの練習という位置づけだけではありません。 セルフジャッジという点でも非常に重要です。受け答えの正解なんてものを考えるのではなく、自分自身を冷静に見つめなおす材料にすることをオススメします。

自分がどうなりたいのか、なぜこの道を選ぼうとしているのか、なぜその職種や大学が好きなのか、本当に頑張れるのか。それらの「最終確認」をしてもらうため、私はトータル4回以上の授業においてじっくり対話します。

ある高校3年生男子とのエピソード

高校生:「私は、子どもの頃から父がその仕事をしているのを見ていて、自分もやってみたいと思いました!」

胸を張って答えてくれます。

私:では、お父さんのどのような姿を見て、自分もやってみたいと思われましたか?詳しく教えてもらえませんか?

高校生:「…え?え?えっと…えっと…分かりません」

んなアホな!と思いますが、意外ととてもよくあることです。もちろん、就職面接の練習だけでなく、大学の推薦入試や就活向けの練習もしかり。

きっと本当は自分なりの理由があるのに、「エピソード」を振り返っていないため、どうしても「誰かに言わされているような」「生きていない返答」に聞こえてしまいがちです。

いざ、合否を分ける指導

だから、ここから時間をかけます。

私:お父さんはご自身の仕事について、どんな話をしてくれたの?^ ^

高校生:「残業だとか、あんまり面白くないとか、疲れたとか…いろいろ」

私:でも、きっと何かがカッコいいなと思ったんでしょ?

高校生:「疲れてても、頑張るっていうか…あ!お客さんが待ってるから明日も早起きするねんって、言ってた」

私:そう^ ^じゃあどんなお仕事内容か、聞いたことある?

こうして、どんどん掘り下げていきます。そして、ご家族の話や企業見学の話など、ぐいぐい聞き出して盛り上がったあと、ラストはロープレ形式で締めくくります。

私:では志望動機を聞かせてください。

高校生:「私は、父が同じ仕事をしていたこともあって、もともとお客さんのために〇〇で役に立つ仕事に就きたいと思っていました。そして、学校の先生にも相談して自分の進路を考えていたところ、御社の求人票に…」

内容がぐっと深くなりました。そして何より、本人がもう、こちらが感動するほどイキイキと誇りを持って受け答えしています。

これでどんな担当者であっても、どんなことを聞かれても大丈夫(^-^)!

私は心の中でガッツポーズをして、「いまの本来の自分で行っておいで」と声をかけて、あとは受かってくるのを待ちます。 正直、こういう指導が出来れば合格することが殆どです。

面接は会話であり対話

「何を言えば受かるか」「自分をどう見せようか」と思っているうちは、担当者と会話ができません。自己PRもマナーもちゃんとできたのに、なんで落とされたんだろう、と言う人が、ときどき大人の中にもいますが、「ちゃんとできたか」ではなく「ちゃんと伝わったか」にウエイトを置いてみてください。

面接を受ける方の多くは、入社後の仕事内容や入学後の学問の知識なんて、なくて当たり前です。それをちょいとパンフレットを見たり聞いたりしただけで、さも「自分はできます!」みたいに振る舞ったところで、見る人が見たらすぐわかります。

誰かのために頑張れる人、仕事を通じて誰かや何かの役に立ちたいというシンプルな思いこそが、皆さんのチカラになります。そういう前向きなエネルギーや意欲を面接で感じるようにすることが大事です。正確に暗記することを念頭に置くと、大事なことが伝わらない可能性が大です。

取り繕わないことがなによりも大事

面接で伝えたいことを考えるには、自分にしか話せない、自分の感じたエピソードを伝えること。 頑張れます、頑張りたいですという思いを忘れないこと。 それが鉄則です。もちろん、ただ「頑張りたいです!」「入りたいです!」のたいたいモードに入ってしまってはいけません。ひとりよがりの会話にならないように、目的意識を持ってきっちりと指導を受けてください。

ごくまれに、「自分はこんなにも強い思いを持ってがんばっているのに、練習とはいえダメ出しをされるなんて信じられない!」とパニックになってしまう人もおられます。(とくに大学生以上の社会人の方)

でも、その思いの先にあるものを伝えたいと思いませんか?誤解なく伝えられるスキルを身につけたいと思いませんか?

リラックスして、とか、気合いだ、笑顔だ、などというただの励ましではなく、「どんな質問にでもニコニコと対応できる」ココロの持ち方を伝えるのが、塾長ヨシカワにできる真花塾ならではの面接練習だと思っています。

今年もこの時期、面接対策が忙しくなる時期がやってきました。
頑張れ(^-^)

2018年9月2日

コミュニケーション, ネット塾, 動画添削, 受験, 学び, 就活, 講師ブログ, 面談, 高校部

ビリヤード思考

ビリヤード、雅な言葉では球突き、なわけですが、要するに「自分の打った球がほかにどう影響しているか」を考えるのが肝心です。どのように突けば、狙い通りに進んでくれるのか、壁にぶつかったときに、どの方向へ行くのか頭で意識しながらアクションを考えていくことが醍醐味です。この考え方は、実は社会でも勉強でも必要なことだと真花塾の吉川は考えています。今回は、「ビリヤード思考」ともいうべきこの考え方について紹介いたします。

ビリヤード思考は経験で得た発想法

ビリヤードというゲームを難しくする要因は、ボールやバンク(壁)など、自球や狙い球と入れるべきポケットのコース上には、幾多のものが存在していることです。それぞれの動きは変則的で、遠回りに思えることでも、それらすべてにも何らかのアクションをしないと道は開けないということです。また、向こうも何らかのアクションをしてくれることを前提で、待ち構えていることもあるという部分もあります。

実は、私は新卒で入社したITっぽい会社で、全く結果が出せず、自分なりに努力はしましたが、失意のまま辞めたという黒歴史があります。そこで学んだことも多く、いまでは逆に元気いっぱいの毎日を過ごしています。いま当時を振り返ってみると、いろいろ原因はありましたが、相手からきたアクションにリターンする「レスポンス力の差」というものの重要さを痛感しました。

人は誰かを巻き込んで行動するもの

大切なのは「自分のアクションを待っている人がどこかにいる、もしかしたら自分のまだ見知らぬ誰かかもしれない」と、少し思いを巡らせて、とにかく「来た球」にはレスポンスをすることです。

困っているなら困っている、途中までできるならその期日、教えてもらいたいことはその内容、それを素直に迅速に伝えるのは、アタマでは分かっていても勇気が要ります。

この踏み出す一歩に躊躇するか、しないか、これは後になって非常に大きな差となります。

勤務中は同じことをしているように見えても、同期は時間外の携帯メールでの連絡にも、きちんとすぐに返信していました。
その分、上司からの指示も細かく受け取れて、互いに気持ちよく相談が進んでいたのだと思います。

一方の私は、そんなに緊急でもなさそうだし…、今日は日曜日だし…、もう夜遅いし…、明日会ったときでいいかな…とか、結局はワガママな自己判断で、上司の意図を汲み取ろうとしませんでした。

いまタイムマシンがあったら、過去の私にハリセンもって説教に行きます(笑)

私が学んだこと・そして「ビリヤード思考」的行動

リターンした先にあるお客さんのことや社会のつながりのことなんて、考えもしなかった未熟な私。それが、いまだからこそ言える私の若かりし頃の反省ポイントです。

もちろん仕事へのやる気はありましたが、発想がこんなことですから、そりゃ結果にはならなくて当たり前です。今でも、書いていて恥ずかしいし、情けなく思います。当時の上司はじっと、私が気づくのを待っていたのだと思います。

こんなできごとを経て、私はようやく、今回お伝えしている「ビリヤード思考」の重要さに気づいたというわけです。

認められたい、しっかり働きたいと望むならば、〇〇スキルや知識の多さよりもまずは「適切なレスポンス」です。

そうすれば・・・そう、「あの人ちゃんとしてるよ」って言ってもらえます。「ちゃんとやる」「ちゃんとしなさい」は、子どもの頃は全くつまらない言葉に思えても、大人にとっては死活問題なのです(^-^)
高校生のみなさん、最近はレスポンス問題ありませんか?

時間に追われている学生の皆さんへ

最近、塾のスタッフやその他関わり合って仕事している方々にお話ししたことでもありますが、真花塾代表の吉川がビリヤード思考としてアドバイスすることは一つです。

「自分が何も打たないでいる間にも、それが打たれるのをずっと待っている人がいる」ということ

その一点です。

できるけどどうしようか考え中だった、忙しかった、体調がすぐれなかった、それに取り掛かる優先順位を低く設定していた、など、キューで球を打たない理由にもさまざまあります。それはそれで構いません。その1打1打を後で振り返ってみて、次につなげてみてください。

でもいまの若い人たち、とくに高校生、大学生の「コミュニケーションツールを使いこなせる」年齢の皆さんには、ぜひ今からでもすぐに実践してほしいです。若手の社会人ならばなおさらです^ ^

そうすると、意外なほど、メリットがあることに気づくと思います。

【提携塾サイトご紹介】
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【真花塾一般向け教養講座 ご参加お申し込み受付中!】
2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》