学びカテゴリー記事の一覧です

2019年6月23日

古文, 古文を訪ねる, 大学生, 学び, 真花塾にほん伝統文化プロジェクト, 講師ブログ

紫陽花の三室戸寺と『吾妻鏡』の思い出【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

治承四年五月大廿七日戊寅。官兵等宇治の御室戸を燒き拂う。
是、三井寺の衆徒が城郭を搆えるに依て也。
同じき日、國々の源氏并びに興福、園城、兩寺の衆徒中で件の令旨に應じる之輩、
悉く以て攻撃被る可し之旨、仙洞に於て其の沙汰有りと云々。」

こんにちは!真花塾塾長ヨシカワです。今回の【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】記事は、『吾妻鏡』の引用からスタートです。


私の三室戸寺との出会いは、大学2回生の春でした。たしか「日本史なんとかかんとか特講」という名前の授業で、『吾妻鏡』の治承4年の話をひたすら読み、語句を調べながらその背景を知るというものです。


高校時代は(一応)理系、大学受験は世界史で、日本史は中学レベルの知識しかなかった自分にとって、大学ではこの授業は本当に、いちばん苦しかったです。

図書館で、吉川弘文館の大きく重たい辞書などを引きながら、毎日夜遅くまでいくら格闘しても、まったくもってよくわからない。当てられそうな部分だけテキトーに調べ、まぁいっか、と予習を終えたこともあります。(おっと、受験生にはこれナイショ!)

もちろんその「なんとか特講」の横井先生には毎回叱られ続け、「分からないならなぜ辞書を引こうと思わなかったのか」「だいたいおまえ、ちゃんとした辞書を引き方も知らないまま大学に来たのか」と何度も言われたものです。

とくにはじめに書いた部分の、しかも「廿七」「戌寅」からさらに「御室戸」(三室戸寺のことです)の漢字が読めなかったときにはとんでもない大目玉でした。・・・当たり前ですねぇ(苦笑)

いまにして思えば、この「辞書を的確に引く」「情報をただ覚えるのではなくて目的をもって整理する」ことをがっつり学べたわけですから、やはり相当鍛えられたものです。


こうして十数年が経っても、色とりどりの紫陽花を眺めながら、「おまえ・・・どんだけ調べ方へたくそか!」と顔をゆがませて嘆く横井先生を思い出します。


さて、この紫陽花のなかには、ハート型のもあるそうです。2年前にはじめて訪れたとき、人混みの中でどこからか「これハート型ちゃう?!」と聞こえてきたのを合図のようにして、いっせいにウォーリーさんをさがせ!の紫陽花版が始まりました。


もちろん紫陽花はのべ1万株とききます。さらに花々の数を考えると、ちょっとめまいが(笑)。もう四葉のクローバーどころの騒ぎではありません。全然見つけられなかった・・・。


横井先生に言わせると、これも「調べ方がへたくそ」のうちに入るのかもしませんねぇ(笑)
いつか見てみたいものです(^^♪

2019年5月28日

ケーススタディ, コミュニケーション, 古文, 大学生, 大学生講座, 学び, 就活, 真花塾にほん伝統文化プロジェクト, 講師ブログ

必見!体験型コミュニケーション研修をお探しの企業研修ご担当者様へ【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

初めまして。真花塾の吉川真梨と申します。当塾は、古文漢文を武器に大学受験を目指す高校生のためのオンライン塾です。いわゆる「お勉強」の古典を教えています。

じゃあ、なぜ古典を教える大学受験指導塾の人間が、社会人向けの体験型コミュニケーション講座を開催するのか?

とてもよく質問されます。

私の思いはただ一つです。

古典を”明日使える知恵”として活かしてほしい。勉強科目として学んだ人がたくさんいるからこそ、今度は実社会のコミュニケーションの場で、それを本当の意味で役立ててほしい。

このようなわけで、就職活動に励む大学生や若手社会人の方にも”明日使える古典”として学びを深めるための【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】を立ち上げました。最近では、学校や塾の先生をはじめとする教育関係者の方々も関心を寄せていただいています。

明るい”アホ”がいちばん強い

ただいまご参加お申込み受付中の、狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミアは、狂言《仏師》の台本を音読しつつ、「アホの強さ」つまり「取り繕わない自分でいることの強さ」を知るのを目的としています。

音読と一口に言っても、これもまた「お勉強」とは異なります。

狂言の実演講師に「サラリーマン狂言」でおなじみの河田圭輔氏を、さらに関西を拠点に能楽研究を長年続けておられる能楽研究家の朝原広基氏をお迎えし、いわゆる座学研修とは一線を画す講座づくりをしています。

もちろん、「人を育てる」「人をやる気にさせるコミュニケーション」の切り口から、真花塾塾長の吉川もお話しさせていただきます。

2017年に春に当塾が大学生に行ったアンケート結果によると、社会人として身につけておくべきスキルは何か?という問いについて、103名のうち97名が「コミュニケーション能力」と回答しました。

若者も「社会に出たらこのままではいけない!なんとか自分のコミュニケーション力を高めないと!」と、なにか突破口を探しつづけています。

ですが、コミュニケーションの質は「相手がいること」を前提としています。

だれかれ構わず話しかけてみたり、やみくもに経験を積もうとしたり、方法論を学ぶだけでできるようになるというものではありません。

ときに空回りしつづける若手社会人の皆さんに、狂言の登場人物に自分自身を投影させつつ、「台本の音読」という体験型の講座を通して、自分の殻を破ってほしいと考えています。

実社会で必要とされるコミュニケーションは、”明るいアホ”でいられること。

そこにいるだけで場が明るくなりお話もはずんだ結果、お客さんがどんどん集まったり、チームを活性化させるような人、そして周りから一目置かれるような人って、いませんか?

その第一歩は、自分がまずコミュニケーションに対するこれまでの意識を変え、考えや行動を「ほんものの社会人」としてふさわしいよう変えていくことなのです。

企業向け「狂言をつかった体験型ビジネスコミュニケーション講座」お問い合わせも随時

また、当塾では企業向け研修講座(御社に出張します)のお問い合わせも随時受け付けております。

狂言を使った体験型ビジネスコミュニケーション講座とは

お問い合わせはコチラ

真花塾にほん伝統文化プロジェクトは”明日使える古典”を、社会で活躍する皆さまにお届けする全く新しい古典教養講座です。

【お申込み受付中!】2019年6月9日(日)狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミア

2019年4月27日

Q&A, こどものチカラ, コミュニケーション, ネット塾, 中学部, 保護者サポート, 動画添削, 受験, 古文, 塾サポート, 大学受験, 学び, 学校の課題, 講師ブログ, 進路指導, 高1, 高2, 高校部

進学校で勉強に苦しむ高校生の君へ

君はいま何年生でしょうか。高1生?それとも高2か、受験を控えた3年生かもしれません。部活には入っていますか?きっと一生懸命に練習にはげんでいることでしょう。部活動がないとしても、週末は学校の宿題などの「しなければならないこと」をするだけで、あっという間に過ぎてしまいますね。

頑張り屋さんの君のことです。中学校ではきっとがむしゃらに勉強して、いい点数を取ろうと気合を入れて勉強していましたよね。そして学校の先生からも塾の先生からも、もちろんご家族からも、もしかしたら友達にも「すごい!」とほめられて、きっと「高校生になったらもっと頑張ろう!」と期待を胸に高校生活が始まったと思います。

高校生としての学校の勉強は、君にとってどうですか。

難しい!という実感はそんなにないと思います。ただ「どうしても」「なんとなく」「いつからかよく分からないけど」点数が取れなくなったのでしょう。最初の挫折が学校の宿題だったり、「授業で当てるぞ」と言われて必死に予習した内容がさっぱり分からなかったり、板書をしない先生にびっくりして、授業を聞いていたのになんにもノートが作れずに自分に絶望したり・・・そんな小さなつまずきだったはずです。

でも、君は自分を責めてはいけません。中学生のころの「勉強ができて当たり前だった自分」を忘れないでください。それが本来の君なのですよ。

ただ、高校生としての勉強の心がけを、ガラッと変えてみることだけはおすすめします。

それは

気合いを捨てること
「だれかに教えてもらえて当たり前」という考えをやめること
勉強時間が確保できていない事実を隠さないこと
「わからないときになにかで調べたり、答えを見てはいけない」とは決して思わないこと
テスト前だけ頑張ろうとはしないこと
学校の授業だけやっていたらダメだ、とは思い込まないこと

・・・そう「やるべきこと」ではなくて「やめるべきこと」を意識するのです。

じゃあ、これらのことを捨てることができたとして、君はそれからどうすればいいのか?

まるで空っぽになった水槽にまたきれいな水を貯めるように、「大学受験にふさわしい考え」で頭と心を満たしていくのです。

具体的には

・毎日全科目勉強すること
・学校の授業と宿題の理解に全力投球すること
・学校の先生への文句や悪口をいっさいやめること
・自分から毎日1つは質問すること
・分からない問題はすぐに「調べる」または「答え合わせをして解説を読む」こと
・眠くなったりやる気がなくなったら、音楽を聴いたりせずに教科書などを音読すること
・塾の先生にはグチではなく相談をすること
・家族には「弱音は吐いたりもするけど心配しないで」と言えること

ほかにもまだあります。今すぐ君にできることばかりです。気合いなんて不要。もう気合いだけで乗り切れるようなコドモの勉強は、君は卒業しているんです。

この「考えの切り替え」はそう簡単にできることではありません。人生には崇高な矛盾がつきものです。君が「考えを変えよう!」と決めて実行しようとしたとき、君を心配するあまり、反対する大人も出てきます。

迷うこともあるでしょう。それでも君は、「心配しないで」と笑顔で手を振って告げて、自分の信じた道を、まるで牛が一歩一歩ずっしりと歩みを進めるように行くのです。

君の新しいこの道のしるべになるのは、もしかしたら「ネット添削」です。私はそんな君ためにこの塾を作りました。いま困っていることの相談だけでもかまいませんし、この文章の感想でもいいです。いつでもメッセージをください。

お問い合わせフォームはこちら

2019年4月15日

コミュニケーション, ネット塾, 保護者サポート, 動画添削, 受験, 古典教養講座, 塾サポート, 大学受験, 大学生, 学び, 真花塾にほん伝統文化プロジェクト, 講師ブログ, 進路指導

ニッポンはわさびの味?そして勉強も…【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

こんにちは!真花塾 塾長ヨシカワです。

“明日使える古典”をモットーにする真花塾にほん伝統文化プロジェクトですが、今回はがっつり「大学受験生指導」について。

え、塾なのに伝統文化?と思われた方、ぜひ塾長ヨシカワのプライベートとともに、当塾の指導理念を知っていただけますと幸いです。

さて、わさびといえばあの鼻にくるツーンとした辛さが思い浮かびます。あぁお寿司食べたい!そのたっぷりのわさびにしばし涙したあと、どんな感覚になりますか?

唐辛子なら汗が出て、口の中にも刺激がまだまだ続きますが、わさびはなぜか。すーっと冷静になって食べることに集中できる、私はこの落ち着いていく不思議な感覚がとても好きです。

この同じ感覚が、能楽堂でも味わえます。もちろんお能を「観る」ことも大好きですが、舞台の熱気が高まれば高まるほどに、すーっとどっしり、落ち着いた感覚に襲われるのです。まさに腑に落ちる

何かの本で、このようなことが書いてありました。4年ほど前のことで、著者もタイトルも忘れてしまいましたので、一字一句再現できているわけではありません、ご容赦くださいm(__)m

「西洋音楽では、その高まりに応じて観客の興奮もどんどん高まっていく。指揮者が息を止めれば同じように息を止め、同じように息を吸うことにより、観客の重心もどんどんに向かう。

一方では、観客は演者と同じように息を『吐く』。そのぶんだけ重心はどんどんに行き、ストーリーが進むにつれて心地よさが能楽堂いっぱいに広がる。」

どんなに盛り上がっていても、どこか冷静で心地よく落ち着いている。そしてしっかりと自分の内面に目を向けている。

おぉ、なんか強い

この強さ、いったいどこで発揮できるのかといえば、「いざというとき」です。非常に漠然としていますが、現代に生きる私たちにとって、「いざ!」は精神的な強さを必要とするときです。

なにかの事情で誰かを凌駕しなくてはならない「一時的なたたかい」も十分にそのときですが、大切なのは、なにかを「継続するための強さ」つまり「自分とのたたかい」です。

仕事、対人関係、そして勉強(とくに受験勉強)。もっといえば、人生も数十年単位なのですから、生きること自体が「いざというとき」の連続なのですね。

ということで、真花塾のネット添削では、ことさらに生徒を「あおる」「励ます」「気合を入れさせる」ようは指導はしません。よほど目に余るときや、どうしても急いで生徒に目を覚ましてもらわないといけないときに限り、本気で心をこめて叱り飛ばします。

厳しい指導を受けること = ガンガン叱られること、というわけではありません。いつも怒られ続けて当たり前、大人に気合を入れてもらって成長した気分になって、「先生すみません!次はがんばります!!」と言えばそれだけでなぜか許してもらって、ちゃんちゃん。

こんなことを習慣づけてしまえば、先生がいなければ頑張れない、という残念な受験生を作り出します。

じっくり本人にえさせ、自分の言葉で質問を言わせ、解答解説を自分でませて、辞書や参考書で調べさせる。

この過程を経て、本人が自分から「どうしてもわからない」「調べても考えても解決しない」と言ったときこそが、講師の本領発揮です。

調べつくして考え抜いた生徒は、おなじ「分かりません。教えてください」と言っているように見えて、調べて考え抜いていない生徒に比べるとはるかに重心が下にある状態です。

落ち着いて、解説を受け入れる心身の準備が整っているので、指導する側がことさらに熱を見せすぎずとも、すっと理解します。さらに、「自分がどこで間違ったのか」をよく自覚しているため、自信を持って「もう間違えないぞ」という自分への信頼を築いていきます。

これを繰り返して、人間は成長します。

大学に入学する年齢は「大人」として認められる年齢と重なる。つまり大学受験は精神的に幼いうちには成功しないのだ

とある大学受験指導のプロであるN先生がおっしゃっています。

私もまったく同じ思いです。

かつて大人にふさわしい年齢なれば着物の帯を腰の位置まで下げたのと同じく、重心を下にできる人間がほんものの大人であると強く思います。

2018年9月10日

受験, 大学受験, 学び, 就活, 推薦入試, 講師ブログ, 進路指導, 面接練習, 面談, 高校部

どこからでもかかってこい!究極の面接練習のひみつ

塾講師の仕事番外編、それは面接練習です。 面接対策は真花塾でも、人気と実績ある指導の一つです。高校生や大学生の就活、教員採用試験対策、各種推薦入試や医学部入試での面接対策など、一口に面接練習といっても、目的はいろいろです。

今回は就職試験に向けた、面接練習の模様を少しお見せします。 真花塾での受講を検討されている方、面接対策に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

オーバーコーチングしないことが大事

良くない面接練習で代表的なものは暗唱大会になってしまうことです。質問をしている相手の顔を見ず、ただ頭の中にあるセリフを一言一句間違えることなく答えようとしがち。

そうなると、「生きた回答」にはならず、相手の記憶には残りません。下手にセオリー通りのものだけで安心してしまうと、「その他大勢の受験者」と同じように見なされてしまうかもしれません。こんなときに手取り足取り、講師の側でオーバーコーチングすると、指導者の文言だけの答弁になりがちで個性が見えないというリスクもあるのです。だから文例ばかり追い求める面接対策はNGと言わせていただきます。

真花塾ならではの面接対策とは?

真花塾で面接練習のときは、志望動機や自己PRを中心に、非常に幅広くさまざまな質問を投げかけるようにしています。 よくある質問に、「合格するための答え方」などのテンプレートはいっさい用意しません。皆さん自身が、どのように考えて答弁するか、何を好み目指している人材であるのかが学校や企業で評価するところだからです。だから面接練習で行う質問は、いろいろ用意しています。

えーそんなの本当に試験で聞かれるんですか、とよくびっくりされますが、面接練習は、なにも受け答えの練習という位置づけだけではありません。 セルフジャッジという点でも非常に重要です。受け答えの正解なんてものを考えるのではなく、自分自身を冷静に見つめなおす材料にすることをオススメします。

自分がどうなりたいのか、なぜこの道を選ぼうとしているのか、なぜその職種や大学が好きなのか、本当に頑張れるのか。それらの「最終確認」をしてもらうため、私はトータル4回以上の授業においてじっくり対話します。

ある高校3年生男子とのエピソード

高校生:「私は、子どもの頃から父がその仕事をしているのを見ていて、自分もやってみたいと思いました!」

胸を張って答えてくれます。

私:では、お父さんのどのような姿を見て、自分もやってみたいと思われましたか?詳しく教えてもらえませんか?

高校生:「…え?え?えっと…えっと…分かりません」

んなアホな!と思いますが、意外ととてもよくあることです。もちろん、就職面接の練習だけでなく、大学の推薦入試や就活向けの練習もしかり。

きっと本当は自分なりの理由があるのに、「エピソード」を振り返っていないため、どうしても「誰かに言わされているような」「生きていない返答」に聞こえてしまいがちです。

いざ、合否を分ける指導

だから、ここから時間をかけます。

私:お父さんはご自身の仕事について、どんな話をしてくれたの?^ ^

高校生:「残業だとか、あんまり面白くないとか、疲れたとか…いろいろ」

私:でも、きっと何かがカッコいいなと思ったんでしょ?

高校生:「疲れてても、頑張るっていうか…あ!お客さんが待ってるから明日も早起きするねんって、言ってた」

私:そう^ ^じゃあどんなお仕事内容か、聞いたことある?

こうして、どんどん掘り下げていきます。そして、ご家族の話や企業見学の話など、ぐいぐい聞き出して盛り上がったあと、ラストはロープレ形式で締めくくります。

私:では志望動機を聞かせてください。

高校生:「私は、父が同じ仕事をしていたこともあって、もともとお客さんのために〇〇で役に立つ仕事に就きたいと思っていました。そして、学校の先生にも相談して自分の進路を考えていたところ、御社の求人票に…」

内容がぐっと深くなりました。そして何より、本人がもう、こちらが感動するほどイキイキと誇りを持って受け答えしています。

これでどんな担当者であっても、どんなことを聞かれても大丈夫(^-^)!

私は心の中でガッツポーズをして、「いまの本来の自分で行っておいで」と声をかけて、あとは受かってくるのを待ちます。 正直、こういう指導が出来れば合格することが殆どです。

面接は会話であり対話

「何を言えば受かるか」「自分をどう見せようか」と思っているうちは、担当者と会話ができません。自己PRもマナーもちゃんとできたのに、なんで落とされたんだろう、と言う人が、ときどき大人の中にもいますが、「ちゃんとできたか」ではなく「ちゃんと伝わったか」にウエイトを置いてみてください。

面接を受ける方の多くは、入社後の仕事内容や入学後の学問の知識なんて、なくて当たり前です。それをちょいとパンフレットを見たり聞いたりしただけで、さも「自分はできます!」みたいに振る舞ったところで、見る人が見たらすぐわかります。

誰かのために頑張れる人、仕事を通じて誰かや何かの役に立ちたいというシンプルな思いこそが、皆さんのチカラになります。そういう前向きなエネルギーや意欲を面接で感じるようにすることが大事です。正確に暗記することを念頭に置くと、大事なことが伝わらない可能性が大です。

取り繕わないことがなによりも大事

面接で伝えたいことを考えるには、自分にしか話せない、自分の感じたエピソードを伝えること。 頑張れます、頑張りたいですという思いを忘れないこと。 それが鉄則です。もちろん、ただ「頑張りたいです!」「入りたいです!」のたいたいモードに入ってしまってはいけません。ひとりよがりの会話にならないように、目的意識を持ってきっちりと指導を受けてください。

ごくまれに、「自分はこんなにも強い思いを持ってがんばっているのに、練習とはいえダメ出しをされるなんて信じられない!」とパニックになってしまう人もおられます。(とくに大学生以上の社会人の方)

でも、その思いの先にあるものを伝えたいと思いませんか?誤解なく伝えられるスキルを身につけたいと思いませんか?

リラックスして、とか、気合いだ、笑顔だ、などというただの励ましではなく、「どんな質問にでもニコニコと対応できる」ココロの持ち方を伝えるのが、塾長ヨシカワにできる真花塾ならではの面接練習だと思っています。

今年もこの時期、面接対策が忙しくなる時期がやってきました。
頑張れ(^-^)

2018年9月2日

コミュニケーション, ネット塾, 動画添削, 受験, 学び, 就活, 講師ブログ, 面談, 高校部

ビリヤード思考

ビリヤード、雅な言葉では球突き、なわけですが、要するに「自分の打った球がほかにどう影響しているか」を考えるのが肝心です。どのように突けば、狙い通りに進んでくれるのか、壁にぶつかったときに、どの方向へ行くのか頭で意識しながらアクションを考えていくことが醍醐味です。この考え方は、実は社会でも勉強でも必要なことだと真花塾の吉川は考えています。今回は、「ビリヤード思考」ともいうべきこの考え方について紹介いたします。

ビリヤード思考は経験で得た発想法

ビリヤードというゲームを難しくする要因は、ボールやバンク(壁)など、自球や狙い球と入れるべきポケットのコース上には、幾多のものが存在していることです。それぞれの動きは変則的で、遠回りに思えることでも、それらすべてにも何らかのアクションをしないと道は開けないということです。また、向こうも何らかのアクションをしてくれることを前提で、待ち構えていることもあるという部分もあります。

実は、私は新卒で入社したITっぽい会社で、全く結果が出せず、自分なりに努力はしましたが、失意のまま辞めたという黒歴史があります。そこで学んだことも多く、いまでは逆に元気いっぱいの毎日を過ごしています。いま当時を振り返ってみると、いろいろ原因はありましたが、相手からきたアクションにリターンする「レスポンス力の差」というものの重要さを痛感しました。

人は誰かを巻き込んで行動するもの

大切なのは「自分のアクションを待っている人がどこかにいる、もしかしたら自分のまだ見知らぬ誰かかもしれない」と、少し思いを巡らせて、とにかく「来た球」にはレスポンスをすることです。

困っているなら困っている、途中までできるならその期日、教えてもらいたいことはその内容、それを素直に迅速に伝えるのは、アタマでは分かっていても勇気が要ります。

この踏み出す一歩に躊躇するか、しないか、これは後になって非常に大きな差となります。

勤務中は同じことをしているように見えても、同期は時間外の携帯メールでの連絡にも、きちんとすぐに返信していました。
その分、上司からの指示も細かく受け取れて、互いに気持ちよく相談が進んでいたのだと思います。

一方の私は、そんなに緊急でもなさそうだし…、今日は日曜日だし…、もう夜遅いし…、明日会ったときでいいかな…とか、結局はワガママな自己判断で、上司の意図を汲み取ろうとしませんでした。

いまタイムマシンがあったら、過去の私にハリセンもって説教に行きます(笑)

私が学んだこと・そして「ビリヤード思考」的行動

リターンした先にあるお客さんのことや社会のつながりのことなんて、考えもしなかった未熟な私。それが、いまだからこそ言える私の若かりし頃の反省ポイントです。

もちろん仕事へのやる気はありましたが、発想がこんなことですから、そりゃ結果にはならなくて当たり前です。今でも、書いていて恥ずかしいし、情けなく思います。当時の上司はじっと、私が気づくのを待っていたのだと思います。

こんなできごとを経て、私はようやく、今回お伝えしている「ビリヤード思考」の重要さに気づいたというわけです。

認められたい、しっかり働きたいと望むならば、〇〇スキルや知識の多さよりもまずは「適切なレスポンス」です。

そうすれば・・・そう、「あの人ちゃんとしてるよ」って言ってもらえます。「ちゃんとやる」「ちゃんとしなさい」は、子どもの頃は全くつまらない言葉に思えても、大人にとっては死活問題なのです(^-^)
高校生のみなさん、最近はレスポンス問題ありませんか?

時間に追われている学生の皆さんへ

最近、塾のスタッフやその他関わり合って仕事している方々にお話ししたことでもありますが、真花塾代表の吉川がビリヤード思考としてアドバイスすることは一つです。

「自分が何も打たないでいる間にも、それが打たれるのをずっと待っている人がいる」ということ

その一点です。

できるけどどうしようか考え中だった、忙しかった、体調がすぐれなかった、それに取り掛かる優先順位を低く設定していた、など、キューで球を打たない理由にもさまざまあります。それはそれで構いません。その1打1打を後で振り返ってみて、次につなげてみてください。

でもいまの若い人たち、とくに高校生、大学生の「コミュニケーションツールを使いこなせる」年齢の皆さんには、ぜひ今からでもすぐに実践してほしいです。若手の社会人ならばなおさらです^ ^

そうすると、意外なほど、メリットがあることに気づくと思います。

【提携塾サイトご紹介】
難関大動画添削ネット塾鍛錬場
個人指導塾拓社

【真花塾一般向け教養講座 ご参加お申し込み受付中!】
2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》