大学生講座カテゴリー記事の一覧です

2019年5月28日

ケーススタディ, コミュニケーション, 古文, 大学生, 大学生講座, 学び, 就活, 真花塾にほん伝統文化プロジェクト, 講師ブログ

必見!体験型コミュニケーション研修をお探しの企業研修ご担当者様へ【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

初めまして。真花塾の吉川真梨と申します。当塾は、古文漢文を武器に大学受験を目指す高校生のためのオンライン塾です。いわゆる「お勉強」の古典を教えています。

じゃあ、なぜ古典を教える大学受験指導塾の人間が、社会人向けの体験型コミュニケーション講座を開催するのか?

とてもよく質問されます。

私の思いはただ一つです。

古典を”明日使える知恵”として活かしてほしい。勉強科目として学んだ人がたくさんいるからこそ、今度は実社会のコミュニケーションの場で、それを本当の意味で役立ててほしい。

このようなわけで、就職活動に励む大学生や若手社会人の方にも”明日使える古典”として学びを深めるための【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】を立ち上げました。最近では、学校や塾の先生をはじめとする教育関係者の方々も関心を寄せていただいています。

明るい”アホ”がいちばん強い

ただいまご参加お申込み受付中の、狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミアは、狂言《仏師》の台本を音読しつつ、「アホの強さ」つまり「取り繕わない自分でいることの強さ」を知るのを目的としています。

音読と一口に言っても、これもまた「お勉強」とは異なります。

狂言の実演講師に「サラリーマン狂言」でおなじみの河田圭輔氏を、さらに関西を拠点に能楽研究を長年続けておられる能楽研究家の朝原広基氏をお迎えし、いわゆる座学研修とは一線を画す講座づくりをしています。

もちろん、「人を育てる」「人をやる気にさせるコミュニケーション」の切り口から、真花塾塾長の吉川もお話しさせていただきます。

2017年に春に当塾が大学生に行ったアンケート結果によると、社会人として身につけておくべきスキルは何か?という問いについて、103名のうち97名が「コミュニケーション能力」と回答しました。

若者も「社会に出たらこのままではいけない!なんとか自分のコミュニケーション力を高めないと!」と、なにか突破口を探しつづけています。

ですが、コミュニケーションの質は「相手がいること」を前提としています。

だれかれ構わず話しかけてみたり、やみくもに経験を積もうとしたり、方法論を学ぶだけでできるようになるというものではありません。

ときに空回りしつづける若手社会人の皆さんに、狂言の登場人物に自分自身を投影させつつ、「台本の音読」という体験型の講座を通して、自分の殻を破ってほしいと考えています。

実社会で必要とされるコミュニケーションは、”明るいアホ”でいられること。

そこにいるだけで場が明るくなりお話もはずんだ結果、お客さんがどんどん集まったり、チームを活性化させるような人、そして周りから一目置かれるような人って、いませんか?

その第一歩は、自分がまずコミュニケーションに対するこれまでの意識を変え、考えや行動を「ほんものの社会人」としてふさわしいよう変えていくことなのです。

企業向け「狂言をつかった体験型ビジネスコミュニケーション講座」お問い合わせも随時

また、当塾では企業向け研修講座(御社に出張します)のお問い合わせも随時受け付けております。

狂言を使った体験型ビジネスコミュニケーション講座とは

お問い合わせはコチラ

真花塾にほん伝統文化プロジェクトは”明日使える古典”を、社会で活躍する皆さまにお届けする全く新しい古典教養講座です。

【お申込み受付中!】2019年6月9日(日)狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミア

2018年12月17日

ネット塾, 大学生, 大学生講座, 就活, 講師ブログ

2019年に就活生・新入社員になる大学生たちへ〜コミュニケーション能力の本質を知る〜

なにかの記事で、「お母さんは自分にとっては‘お母さん’以外の何者でもなくて、ふいに自分の子供時代の話をされたとき、娘としてとんでもなく衝撃を受けた」という内容の話を読んだことがあります。

それと同様、“先生”もはじめから“先生”という人間だったわけではなく、子どもだったこともあれば、みなさんと同じ大学生で、就活も経験しましたし、もちろん新入社員だったこともあります。

いまでは高校生メインの古文漢文オンライン塾として、この真花塾を経営していますが、じつは塾長吉川の理念のひとつに、大学卒業後、実社会に出ても思いっきり活躍できる人材を育てるということがあるんです。

以前、真花塾が大学生の皆さんにご協力いただいた就職活動についてのアンケート

就活に大切なことは?の項目では、ダントツ第一位でコミュニケーション能力があがりました。

今回の講師blogは、なんとスペシャル版!

就活の本格化を控える大学3回生、まもなく晴れて入社を控える大学4回生の皆さんに、究極のコミュニケーション術をこっそりお伝えいたします。

営業職ってすごい!の目覚め

大学3回生の就活の当初、私はコンサル志望でした。学生の頃には教職にはまだ関心がなかったのですね・・・(笑)

ところが自己分析などを進めるうち、営業職も、売るだけじゃなくて相手の悩みごとを聞いて、一緒に解決する仕事なのだと気づかせていただく機会がありました。

そのような発想の転換を経て、最終的に入社したのが、ヘアサロンやネイルサロンなどの美容に関するポータルサイトの会社で、営業の職種だったというわけです。

会社説明会や面接で、ご縁あって大学4回生の4月に内定をもらい、インターン生として月に数回出勤することになりました。

ショーゲキ!インターン生の挫折

それから数日後。
アポ取り電話もしましたし、上司の商談にも同行させてもらいました。いきなりの実地訓練です。なんてムチャ振り!(笑)

でもこんなムチャ振りも、リーマンショックの影響もあったのだとは思いますが、企業の人材育成の過程のひとつでした。(これがアルバイトや契約社員とも原則的に異なる点だといえるでしょう)

大学の友達は、もちろん正式入社前にそんな経験はさせてもらっていません。私だけでなく、同期はみんな、不安と嬉しさとに満ちていました。

ところが、内定をもらったその翌月から、大きな挫折を味わうことになりました。契約がちっともキメられないのです。

一日の30件の電話のうち、訪問できるアポが取れるのは2つくらい。やっとのことで取ったそのアポも、訪問すれば「え、アンタとそんな約束したっけ?」とヘアサロンから追い出される始末。

その後、着々と同期と差がつき、正式入社後には早々に異動勧告。簡単に言えば戦力外です。

自分にはすっかり営業の素質がないのだ、この会社にも必要とされなくなってしまったと感じ、大学卒業後半年足らずで退職しました。

いやー思い出しても苦しいです(^◇^;)

そして気がつけば2018年。あれから10年ほどが経ちました。

私はその間、百貨店で顧客案内の仕事をしたり、そのあとは日本語教師として外国人留学生に日本語を教え、個別指導塾で子どもたちに勉強を教え、自分の塾で高校生に古文漢文を教えるようになりました。そしてそのうちに営業の仕事のことなんて、ほとんど忘れていました。ときどき思い出すのは「辛かった」という感情ばかり・・・。

どころがどっこい!

職種が働き方を支配することなんてない!

仕事ってどんな場合でも、つきつめると毎日が営業”的”なんです。毎日、誰か自分や商品サービスに賛同してくれる人を募り、興味関心を持ってくださる人とお話をするのです。社内でもそれは同じです。誰かが誰かを動かしてこそ、この社会は動いているのです。

塾の場合、しかも相手は、ちびっ子を含む未成年&保護者の方。さらに、非常勤講師の先生たちとのチームづくりや研修もあるものの、結局土台は同じです。仕事の向き合い方と努力の方向性に職種の境界線はないということ。

とはいえ、「入塾してください」とか「授業の回数や科目を増やしてください」とか「教材買ってください」ということを言うのではありませんよ。いわゆる“営業”感覚だけじゃない。

もっと大切なことがあるんです。それこそが究極のコミュニケーション術!

営業職時代の上司のアドバイスを、私はいまもよく思い出します。皆さんへののエールとして、そして私の初心の意識を高めるためにも、ここで少しだけご紹介しますね。とってもリアルではないかと思います。

1)お前はまだまだプロじゃない。「言っていることを考えていることが違ってきて初めてプロと言える」

せっかくお約束した商談の時間、お前は何を考えている?
相手の話をウンウンとニコニコ聞きながら、いつのまにか営業としての役割や、自分の伝えたいことを忘れてしまっているだろ?
お前は、ただ漫然と時間を過ごしているだけだ。それでは相手の求める「答え」が出せずに終わってしまう。

まだ警戒しておられる方には「不信感」として残り、せっかく信頼してくださっている方にも「失望」を残す。相手にとっては営業マン=時間泥棒となってしまい、もう二度と会ってはもらえない。

※実際には「そうなんですね。美容師さんの人手不足で大変なんですね」と言いつつ、頭では「その原因はどこにあるのか?オーナーの考えは?どんな質問をすれば引き出せるかな」と、同時に考えておくのだ。

→たとえば塾講師はこうなる!

・勉強方法の質問
・志望校の相談
・「なかなか成績が上がらない」「勉強がイヤになっちゃった」という悩み

面談では、これらへの明確な答えや塾としての見解を、その場でできるかぎりスピーディーに示せるように心がけています。「調べておきます」という返答は、多くの場合、時間泥棒です。

2)どんなに知識武装したときもアホになれ。「アホになれる奴がいちばん強い」

もちろんプロなのだから、美容業界に関する情報や知識は持っていて当然。だが、現場ではその知識武装を忘れるくらいに相手に集中し、アポ取りや飛び込みでは、次々に、なんの躊躇もなく明るく振る舞うこと。

→たとえば塾講師はこうなる!

・指導のときは、生徒と対等に接する。
たとえ子どもであっても、意向や主張は必ず持っています。まずは「主張を示してくれた」ことを認めてあげてから、プロとして一人一人に合った指導方法を提示し、「それならチャレンジしてみよう」と思ってもらってしめくくることが大切です。

・生徒の失敗や後悔エピソードは、あえてクスっとした笑いに変えてあげる。
そのあとで「同じことをしないような効果的な方法」を紹介して、「こんどはそうしてみよう!」という前向きな気持ちを引き出します。本人が反省している以上、輪をかけて叱るようなことはせずに、あえて穏やかに見守ることもあります。

気になる!就活必勝法とは

いろいろなテクニックはもちろん存在します。ビジネスマナー履歴書の書き方、理想的な面接での受け答えなど、数え上げるとキリがないのも事実です。志望に合ったような資格も、持っている方がいいでしょう。

ですが結局のところ、就活はご縁探しです。自分を飾り立てず素のままで堂々とふるまえる強さが必要です。

コミュニケーションは本来、相手との関係性を高めるために存在しています。決して自分自身をアピールする道具ではないのです。

志望先の企業の方々から
「この人となら一緒に働きたい」
「会社運営で大変なことも一緒に乗り越えていきたい」
「将来自分の仕事を引き継いでもらえるような人材として育ててあげたい」

と思ってもらえるように、毎日のたゆまぬ努力と意識を身につけましょう。

そのためにはどうするか?

それは皆さん次第です。自分の本当の良さや強みを知り、自分がどうやって社会のお役に立ちたいのかを考えてみることから始まります。

この記事が皆さんにとって、なにかヒントとなることを願ってやみません。お話はいつでも聞きます。塾長吉川までご連絡ください。

2018年6月23日

コミュニケーション, 受験, 大学受験, 大学生講座, 講師ブログ, 進路指導, 面談, 高校部

おぬし!

「おぬし、それはやばいぜ」ごっこの時期です。
なんですかそれ、とよく聞かれますが、ネーミングそのままです。

「入試当日という日は決まっていて、何があっても絶対に変えられない。人生に終わりがあるように、試験勉強にも終わりがある。このままじゃやばいぜ、落ちてからではなにもかもが遅い」

敢えて、ごっこ、と銘打って遊び心を出してから生徒を呼び出しています。
ティーンエイジャーに向かって「人生には終わりがある」と語るのですから、まぁ楽しいものではありません。
みんなサッと顔色を変えます。

でも変えた顔色には、本気さが宿ります。
チャイムが鳴っても勉強をやめず、そろそろ帰らないと、と言っても生返事で、翌日も学校から直行でやってきて、またいつまでも勉強するようになります。

これで一日10時間コースの完成。
あとは、残りの数ヶ月、またサボり始めたときにクギをさしたり、泣きそうなときに笑い話をしたり、ときどき一緒にコーヒーを飲んだりするだけです。

究極のところ、私たち大人は、彼らが思いっきり頑張れるような環境を整備することしかできません。
もちろん授業もその一環ですが、悲しいかなあくまでスパイス程度にしかなりえないと、そう考えておくくらいでちょうどよいのです。
だからこそ、思いっきりさを引き出せていないのならば、我々は強く自己反省が必要です。

生徒の心に火をつける、という名言があります。
逆説的ですが、いざそれをやれる講師は、火をつけようなんて思っていないはずです。当たり前の声かけを、その子のために、当たり前に勇気をもって口に出しているだけなのです。

おぬし、ここまで頑張ってきたのに失速してどうするんだ。あと○日しかない。必ず受験は終わる。どうせ終わるなら、受かって終わりたいでしょ?

おぬし、こんなテキトーに志望校を書いて、それでCだEだと言っても、もとの選択がテキトーなんだからあてにならない。本当に行きたいところはどこなの?模試は本番じゃないぜ。

ここからが勝負です。

2018年2月23日

大学生講座, 学び, 私塾探訪, 講師ブログ

私塾探訪vol.1 適塾

緒方洪庵の適塾に来ました!
面白い!建物も展示も目を見張るものばかり!
広いお屋敷をウロウロキョロキョロとしつつ、気分はなんだか福沢諭吉です。

洪庵はどんな学生のどんな意見にも耳を傾け、「そうかそうか、君はそのように考えるのか」と朗らかに肯定して接していたと、本で読んだことがあります。

医学を志して適塾に入った塾生が、学ぶうちに兵学に目覚めるという話は興味深かったです。
〇〇になりたいから△△の資格を取って、〇〇大学で勉強して…という一本道思考がされがちですが、学びの”遊びの部分”をしっかり残しておきたい。
文系か理系かの二者択一から、まるでコンパスで同心円を広げていくかのような横断的な学び方に、時代は変わってきています。

針をどこに刺すかを決めるのは、若い学生たちです。健全に遊ぶことを恐れないでください。

やっぱり教育ってすごい。教職、教育業界が厳しいと言われて久しいですが、それでも「教える仕事」を求める人が続くのは、やはり生き物としての本能というべきか。「教えを繋ぐ」こと「人を育て、幸せに貢献する」ことは、命をつなぐことだと思います。

たとえ教えた人間が望むような形を完成できないまま人生を終えたとしても、それを受け継いでくれる人は必ずいます。
なぜ勉強するのか。なぜ学ぶのか。それは「将来、しかるべきだれかを助けるため」です。