型カテゴリー記事の一覧です

2018年9月20日

コミュニケーション, 古文, , 学び, 教養講座, 狂言のことばをみんなで読んでみる会, 講師ブログ

重苦しいイメージの裏側にある真の伝統芸能~河田氏と対談⑤~

これまで狂言や能との違い、時代背景や言葉、役者さんならではの目線など、真花塾の一般教養講座「第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ曲《仏師》」イベントPR企画の対談も、今回を入れて残すところあと3回となりました。お相手の河田圭輔氏には、私、吉川の質問に気さくに答えていただき、本当に感謝しております。第5回目の対談は、伝統芸能のイメージについてお話しいただきました。

【真花塾一般向け教養講座 ご参加お申し込み受付中!】
2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》

前回の続き「笑う」ということについて

Y:河田さん、「わーはっはっは」みたいな笑い方、やはり感情のままに、というわけでなはいとのことですが、最初のころは、その笑い方もご指導をうけたりするのですか?

K:そうですね。稽古をしますし、師事いただいています。

Y:具体的には、どのようなアドバイスがあるのですか?

K:大きな声で出す必要はあるけど、不自然にならないように「力を抜け」というようなことはいわれますね。

重苦しいイメージとは対照的にリラックスが大事

Y:あとは、それぞれの型みたいな感覚になるのですか?

K:時代は違うけど、人間のリアリティみたいなものを表現するので、不自然さを出さないためにはリラックスすることをアドバイスいただきますね。本番でも緊張はもちろんしますが、いかに自然体で行えるかが大事になります。

Y:じゃあ、緊張している間は、まだまだ未熟という感じになるのですか?

K:そうですね。

Y:仕舞や日舞などでも同じようなお話を伺いますが、そうなると「緊張しました」というコメントは、もしかしたら本来はほめてあげられるものではないのかもしれませんね。「まだ緊張してんの?」って(笑)

K:(笑)。緊張しているのは一生懸命な証だとは思うのですが、役者や何かで人前に立つには、さらにもう一歩こえないといけない境地みたいなものがあるかもしれません。

誰でもイベント参加可能!狂言のセリフは対話することが大事

Y:イベント当日なんですけど、狂言という伝統芸能に参加することに腰が引けてしまうというご意見と、参加しても大丈夫ですか?という問い合わせもあるのですが、これについてはいかがでしょうか。

K:難しく考えないで、台本を複数人で読むという楽しいイベントだと思って、ぜひお気軽にいらしてほしいです。ただ読むというより、数人でセリフのトーク(やりとり)を実際に行うという感じです。おしゃべりが好き、お笑い話が好き!という方にとって、とくに楽しめるのはないかと思います!

Y:なるほど!難しく考えずに、会話すという感覚を参加される全員で楽しめばいいわけですね。

一般教養講座は、力強く生きてこられた先人たちの痕跡を狂言というスタイルを通して再現するものです。会話や笑いを通して、日常生活を見直すきっかけになれば?と真花塾は考えております。今後も定期的に続いていく一般教養講座について、どうぞお気軽にお問い合わせください。

【真花塾一般向け教養講座 ご参加お申し込み受付中!】
2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》

【提携塾サイトご紹介】
難関大動画添削ネット塾鍛錬場
個人指導塾拓社

2018年9月18日

コミュニケーション, , 学び, 教養講座, 狂言のことばをみんなで読んでみる会, 講師ブログ

古典芸能のだいご味とは?真花塾が迫る!~河田氏との対談④

連載中の、真花塾教養講座「第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》」のPR企画「講師・河田圭輔氏との対談」も第4回目に突入しています。物腰柔らかく紳士的に、当塾からの質問に丁寧に答えていただける神対応に、私、吉川もテンション上がりっぱなしです!後半戦スタートとなる今回は、「演じることの面白さ」についてお尋ねしてみました。

実際に狂言を演じていて、一番面白さを感じることを教えてください

吉川(以降Y):私は実は、このイベントを子どもたちにこそ体験してほしいと思っているんです。いまの時代は「言葉」に対する過剰な反応が強くて、たとえば叱られるときにも強い言葉だけに過敏に反応して、恐れすぎてるということが増えていると思うんです。

河田氏(以降K):なるほど~

Y:今回のテーマ曲《仏師》の中でも、登場人物のやり取りを見ていただくとお分かりいただけると思うのですが、「叱られる」というのは、叱られる側の受け止め方しだいだということを、知ってもらいたいんです。

K:そうなると、能より狂言の方が向いていると思いますね。狂言のストーリーは、人間ってここまで逞しく生きていけるんだと、勇気を与えてくれるものだと僕は感じています。当日の声を出してもらうシーンも、けっしてただの暗誦ではなく、あくまで会話スタイルで「きちんと思いのやりとりがある」というのも面白いのではないでしょうか?

Y:それいいですね!ただセリフを読むのではなく、しっかり「会話がある」という・・・。
それと、お聞きしたかったのですが、河田さん自身が狂言を演じるときの、役者さんとして感じる面白さって何かありますか?

これぞ狂言という型を楽しみたい!

K:うーん。狂言を演じていて面白いことですか?

狂言をしていて面白いのは、独特の型をつかって演じることが出来ることではないでしょうか。狂言はわりとリアルな人間模様を演じるのですが、独特の笑い方とか極端なお酒の酔い方とは、実際にやる人はいないですよね。それを思い切りやれるというのは、演じていて楽しいです。

Y:うんうん(^^♪

K:過剰にお酒に酔っているシーンでも、酔っているからこそ人間の真の部分を表現できるような感じもします。お酒が何か人間のリアリティをみせてる気がして・・・

Y:うんうん(^^♪
そういえば独特の「わーはっはっは!」みたいな笑い方も普段なかなかしませんよね。やはり、ああいう笑い方練習もされるんですか?

K:(やさしくはにかんで)そうですね(笑)

当日は心の底から声を出して笑顔になりませんか?

今回は、能とは違った狂言の面白さ・楽しさ、そして役者・河田圭輔氏の考え方などにも触れる対談でした。優しい笑顔を絶やさずお話を続ける河田氏、その時折みせる真剣な眼差しが印象的です。対談シリーズも、佳境に入っていきます。最後まで、お付き合いよろしくお願いいたします!

【真花塾一般向け教養講座 ご参加お申し込み受付中!】
2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》

【提携塾サイトご紹介】
難関大動画添削ネット塾鍛錬場
個人指導塾拓社