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2018年8月21日

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あの尾木ママも怒りをみせた宿題への姿勢

動画添削指導のネット塾・真花塾の吉川です。さて、中学生・高校生の皆さま、そして保護者の皆さまに突然ですが、質問です。

宿題の答え合わせ、誰がしてますか?

真花塾で指導を受けている生徒たちなら、答え合わせの受け止め方、間違えた解答をしてしまった状況を精査して、次へ生かす重要さを身に染みて理解していると思います。しかし、幼いあいだに知らず知らずにクセづいた勉強の仕方や丸つけを、中学生・高校生にもなって続けていると、いざ受験期や実社会で大変な目にあうというリスクも存在します。今回は宿題に対する考え方について、真花塾のスタンスを紹介いたします。

塾であるあるケース「宿題は終わった」けど

小学生が無邪気に語る言葉「宿題終わった!」の言葉には、重要な情報が隠れていることがあります。
例えば私なら、こう褒めます。

「おめでとう。自分で丸つけも頑張ったんやね!」

でも意外と塾では、こんな答えが返ってくることが珍しくありません。
「ううん、お母さんがやった」

多くの学校の宿題にははっきり「自分で丸つけをして間違い直しをしましょう」とありますので、やっぱり自分で丸つけする練習も促してみようとします。
「じゃあ間違い直しのときは、自分で丸つけしてみようよ」。

保護者様は、そんなつもりではないのですが、お子様は意外なほど強固に反対することが多いのです。
「いまこのページの間違い直し、してごらん。正解かそうでないかは言ってあげられるから、自分で赤ペン持って書いてみたら?」と声掛けしても

「えーそんなんしたら、怒られる!わからないところだけ教えてもらえってお母さんに言われたから、ここの答えだけ教えて」
分からないことを原因も含めて考える勉強、そのため家族にも協力をお願いしようとすると、自分で〇付けをするなという指示を塾に告げ口したと家族に怒られると過度に恐れ、指導がたちいかない状況になることも少なくはないのです。

勉強は、考えた結果を受け止め、そしてそれに対する「気づき」「反省」こそが重要なファクターです。そういう勉強方法を身につけることは早ければ早いほど良いのですが・・・。

学校や塾でも難しいケース「方針の解釈」

「ご家庭がその方針なら、それでいくしかないかも」
大事なプロセスが多い勉強のほとんどは、家庭で行うアクションが多いです。その学習には家庭の習慣が大きく影響を及ぼしています。

意外と見落としがちなのが、保護者様が言わなくても「わかっているだろう」と思っておられることでも、その考え方がお子様に身についておらず、そのまま成長をつづけてしまうことです。その結果、丸つけを自分でしない、答えだけ知ればいいということにつながり、そして「〇さえもらえればいい」という発想から抜け出せなくなってしまうのです。

仮に小学生のうちはそれでいいとしても、中学生・高校生になっても自分で解答を読み込めないとか、そもそも読まずに人にきいてしまうとか、そんな安直な勉強をしてしまう生徒になってしまいます。その生徒がさらに大人になったら・・・怖いですね。

優しい先生は答えを言ってくれる先生?

2020年に実施される教育制度の改革では、自分で考える人材にするカリキュラムが重視されます。結果を受け止めず、悩まず、すぐ解決したがるという考え方は、評価から遠く離れた存在になります。
時折、提携塾や関係がある先生方の声を聞くと、答えを教えず考えさせる調べさせる先生が「厳しい先生」、叱ることがなく答えもすぐ教えてくれるのが「優しい先生」だという認識も、最近はあるとのことでした。しかし、2020年以降は間違いなく、真逆です。

現実問題、答えやテストの答案を自己処理や分析できない子に、本当の学力あるとは思えません。思考が追い付かない結果、もしどの大学にも受からないとなると、そのほうが塾・学校。保護者様、いずれにしても大変なことにはなりませんか?

この子は「大学なんて行かない」「専門学校に行きたい」と言ってますから、心配しなくてもいいですよ(笑)。

という意見もあると思います。大学には行かなかったとしても、社会では生きるためにはどうしてたって働かなくてはなりません。ある程度の判断力・分析力を身につける必要はあることは間違いないのです。私たち大人には、お子様・生徒への指示や姿勢を細かく微調整する責任があると思えてなりません。

宿題代行業者と尾木ママ

今でもTVに見かける教育評論家に、尾木ママこと尾木直樹さんがいます。いつもニコニコしている方ですが、子供の教育問題や事件が起きると険しい顔をされることが印象的です。数年前にも学校や夏休みの宿題を、親や子供の代わりに代行する業者と意見をぶつけていたことにインパクトを感じました。仮に親が丸つけを代行することが子供とのコミュニケーションになったとしても、答えや答えを出すプロセスまでビジネス代行することは子供の未来にメリットとならないと、激しい怒りを見せておられました。

教育を考える方のまっすぐな怒りはTVでも鮮明に映ったと思います。

最後に

今回は真花塾の吉川が宿題に対する考え方を少し紹介させていただきました。小学生や中学生などの宿題に、なんだそこまで大げさに、というような感想を持たれた方もいると思います。しかし、小さなプロセスを正しく積み重ねてこそ、思考力や学力は上がってしていきます。早い段階からの正しい苦労が、これからの時代にきっと必要になると思いませんか?

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2018年8月20日

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〇〇な方法ありますか?あるよ!っていうおはなし

もうすぐ始業式。あと10日ほどで訪れる新しい学期は、部活がんばろう、学校行事がんばろう、勉強がんばろう、習い事がんばろう、家族のお手伝いをがんばろう、などいろいろと新しい目標を立てる人も多くあると思います。目標は立てることはできるし楽しいけど、いざ達成するのは創意工夫の連続だし、ときには大変ですよね。

さてそんなとき。どんな目標であれ、達成するのに一番の近道がありますよ、と聞くと、どう思いますか?えー知りたい!いや、そんな甘い話には乗ってはいけない!など、いろんなお声が聞こえてきそうですね。実は、そんな方法あるんです。今回は、高校生専門のネット塾・真花塾が、ここだけの「おはなし」を紹介いたします。

成功する近道なんてあるわけない!?

いや、成功する近道はあります。そして、どんな目標にも効きます。さらに、大人の皆さんにも効きます。

それは

「文句を言わないこと。悪口を言わないこと。」

です。まずは絶対に、学校の先生や習い事の先生、塾などでは授業の先生、会社では上司や同僚の悪口は言わない、と心に決めてください。意外と悪口ひとつでチャンスはつぶれてしまいます。

教えてくれる人やコーチ、監督、上司、だれでも悪口を言う人に教えやチャンスはくれません。まずは受け入れる。取り組む姿勢こそ成功に繋がります。

悪口を相談に変える発想

もしフツフツとした思いがあるならば、「〇〇だと思うのですが、△△したいと考えますが、どうでしょうか」と、明るく「相談」をしましょう。悪口や相手の否定から入るとNGです。

よく、言いたいことをはっきり言う、というのを勘違いして、感情に任せて相手の事情も汲み取ろうとせず、とにかく文句だけをぶちまけるような人がいます。さらに、それが「勇気」だと考えているような人もいます。

それは聞き入れてもらえなくて当たり前です。

「あの」動画みたことありませんか?

お客という立場を利用した暴言で周囲を顧みない行動や土下座の強要、周りに迷惑なのをわかっているのに怒りだけぶつけて体罰・暴言を誰かにぶつける動画をみたことありませんか?正直良い気持ちがしないと思います。あれと同じです。まずは自分のやるべき領分をこなし、相手への事情を汲もうとし、敬意を払ってこそ自分の主張が通ります。

さらに「学ぶ立場」でありながら、先生や上司など、本来指導してくれる人への文句に終始するうちは、学べるものもきちんと学べません。一時期大ブームだった漫画アニメ「ヒカルの碁」でも、同級生に指導することになった準主人公が、「おまえとか呼ぶ相手に習う気はしないだろう。碁を教えている間は先生とよぶように」と促すシーンがあります。

あれはまさに真理だと思えてなりません。皆さんも自分の価値を下げるような、安易な言葉は控えるべきでしょう。

伝え方を考えることでレベルアップできる

もし先生や上司が間違っていると感じたり、実際間違っていたりするときには、それを見つけて、陰で内輪で勝ち誇るのではなく、「〇〇だと思うのですが、どうでしょうか」とたずねればよいと思います。そうすればきっと良好な環境で、身になる学びが得られることでしょう。

上達したい、目標をかなえたいと思ったら、とにかく文句を言わず、相談や意見を言うことです。それでもどうしても心が通わないと感じたら、きっぱりと次の師匠を探すのです。それが本当の勇気です。まずは質問力・相談力を高めることから始めてみませんか?

今回は、真花塾が素直に受け入れること・学ぶことのポイントについて紹介いたしました・
どうですか、シンプルでどんなときにも役立つ心がけだと思いませんか?^ ^

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2018年8月3日

コミュニケーション, ネット塾, 動画添削, 受験, 古文, 大学受験, 講師ブログ, 進路指導, 高校部

期待大!?受験に合格できる人が発するセリフ

今週末、関西エリアで多くの大学がオープンキャンパスを開催されています。関関同立や、産近甲龍を検討している大学受験生や高校1,2年生なら、一度は参加することをオススメします。私の母校である関西大学では、毎年一日に10,000人以上が見学に殺到しています。各大学の空気や、その大学を目指すライバルの存在を肌で感じることには大きなメリットがあることは、言うまでもありませんね。今回は、高校生のちょっとした言動で、私たちが大学受験のおよその「合格可能性」を判断していることを紹介します。

今年もすでに感じる合格への芽吹き~生徒リクエスト~

「先生、次の授業、どうしても古文の・・・読解の・・・簡単な・・・いや、基礎をさせてください!」

(お、きたきた!やった!)心の声
「どうしたの?」

「結構いろんなこと覚えられてきて、文法とかも分かってきたんですけど、なんか最近急に、読んでるときにふとわからなくなるんです」

「そうね、きちんと努力してると一時的に混乱して、いろんな使い分けがわからなくなることがあるね。オッケ!じゃ次はそのつもりで準備しとくわね。」

「ありがとうございます!」

一見すると何でもないやり取りに思えますが、こういうセリフが出てくるようになると大学の受験勉強が理想的になっていると感じます。

頑張るから欲が出る!欲が出るから点が取れる

この”フラグ”が出たら、真花塾で指導しているほとんどの高校生は、しっかり合格します。”合格フラグ”が早ければ早いほど、つまり混乱や軽い挫折が早くやってくるほど、指導しながら立て直す時間を取れるので、受かります。前述の高3の彼女は、もうきっと受かります。おそらく11月にやってくるであろう、勉強とメンタルの大きな不調をきちんと乗り越えさせると、ほぼ間違いなく受かります。

勉強は点ではなく「線」で考える必要があります。語を覚えるだけでは文法を理解できず、文法を理解したからと言って語が分かるわけではありません。いろいろなものが混在した状態で、一通りの把握やアウトプットができてこそ、「本番に強い」受験勉強が可能になります。自分自身の勉強を、いろいろな面でトライ&エラーしている高校生は、そのような状況を素直に受け止めて、私たちに報告やリクエストをしてくれるようになります。また、私たちもそのリクエストに対して非常にタイムリーな対応ができるので、質の高いアクションにつながるのです。こうなると「受験成功への必勝パターン」が完成します。

高校生の「気づき」を昇華させることが私たちの務め

つねづね、大学受験勉強は生徒とのコミュニケーションだ、と真花塾が伝えている真意は、ここにあります。合格フラグは、高校生本人には分からないものですし、合格通知をもらうまで、分からなくていいと思います。ただ指導者や周りの大人がそれを感じ取って確信し、指導に活かすべきことですので、生徒本人には伝えません。適した指導やカリキュラムがあるのみです。

高3の夏は生徒に、この「前よりも絶対に頑張っているのに、覚えている手ごたえがあるのに、基本的なことがよく分からなくなってきた」というのを言わせる「ラストチャンス」です。

混乱状態を解きほぐす、適切な問題を解かせる、暗記内容を絞らせるなどの「立て直し」には、指導の濃さも時間も必要です。”フラグ”を見極め、その塩梅をうまく効かせるスキルと経験には自信があります。大学受験生だけでなく、大学受験指導をしておられる塾長先生や保護者の方からのご相談も、いつでもお待ちしております。

また、合格フラグとも呼べる言葉は、一日10時間以上の勉強に本当に真摯に取り組んでいる生徒にしか言えません。いつまでも「できる」「頑張ってる」「大丈夫」と言っている受験生は、ほんとはめっちゃくちゃ要注意です。

高校生たちのサポートはお盆もお正月もありません

今回は真花塾の吉川が、頑張っている高校生に多い言葉について紹介しました。多くの方はもうすぐお盆休みなどを挟みますが、真花塾は通常営業です。決して高校生の頑張りを放置しないようにと今年も自分を戒めつつ、サポートに回るつもりです(^^)めちゃくちゃ熱い夏ですが、頑張っていきましょう。

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2018年6月30日

コミュニケーション, 古文, 大学受験, 学び, 講師ブログ, 進路指導, 高1, 高2, 高校部

知識と言霊と勉強サポート

真花塾生徒の服装や日焼けぶりから、夏休みシーズンもそろそろだなと感じます。「休み」という言葉があるのに、学校課題や補習の多さから「全くもって夏休みじゃない!」と、こぼす高校生が多いというのも、塾長先生にとっては「あるあるトーク」ではないでしょうか。学校課題で苦しむこの時期の勉強サポートをいかにして、点数・成績アップに導くか、腕の見せ所だと思います。今回は真花塾における勉強で、私が意識していることを少しお話しいたします。

日本語教育の経験が指導の根幹に

現在は”古文・漢文特化”の塾長をしておりますが、私には日本語教師として日本語学校で勤務し、尊敬する大先輩の先生方とともにお仕事させていただいていたことがあります。その経験は私にとって宝物とも呼べる、とても貴重なものでした。その経験があったからこそ、いまも塾に来てくれる生徒たちに精一杯に、有意義な勉強サポートを行いたいと思う、原動力になっています。ただ知識を教えるだけでは、生徒たちには響かないことも多くあります。どうすれば身につくか常に視点を考えるようにしています。

点数アップのコツはスタイルの違いから

日本語教育の現場では、学生はもちろん海外の方ばかりです。その方にとっては、「私たちの感覚で用いる日本語」は相当難しいものです。日ごろの生活スタイルや風習がまったく違うということも、その要因の一つでしう。よく英語の長文読解のテーマにも取り上げられていますが、例えば私たち日本人が「おいで!おいで!」と手招きをする仕草は、海外では「あっちへ行け!」と追い払う仕草に似ています。これはあくまで一例ですが、あるものごとを教えるのに、自分たちと真逆の考え方の人に、「私たちが普通と考えている」知識や考え方をただ語って、はたして通用するのでしょうか?このことは、実は、子ども一人ひとりを”見る”塾の指導にも共通することが多いのです。

生徒とのコミュニケーションを大事にして目標へ

私は”イエローカード”のサインが見られる生徒の進路指導では、よく「おぬし、それはやばいぜ」トークをすることも知られていますが、ちちょっとしたときの会話を大事にします。何気ない時の素振りや会話から、その子自身の芯にあるものが見え隠れします。そういうものを大切に、よく観察をして、知識が力になってくれるように「仕向ける」ことが私の指導です。

古来、日本では言葉に力が宿ることを信じて、「言霊」という表現が用いられました。私は指導で用いる言葉にこそ、力が宿るように、その子に通じるように、思いを込めて指導ができる塾を目指しています。いまはSNSが普及して、言葉だけのコミュニケーションで誤解を招いてしまい、トラブルも起きることもよくあります。

「言葉」を大事にする勉強こそ、大学受験やテストだけではなく、実社会で必ず役立つと信じています。これから夏休みでさらに忙しくなりますが、「おぬし、このままじゃやばいぜ。落ちてからでは何もかもが遅い」、そんな思いを言霊にするかのように、真花塾は精一杯やっていきます!合格を目指して頑張りたい人、頑張るきっかけが欲しい人、勉強は任せてください!

2018年6月23日

コミュニケーション, 受験, 大学受験, 大学生講座, 講師ブログ, 進路指導, 面談, 高校部

おぬし!

「おぬし、それはやばいぜ」ごっこの時期です。
なんですかそれ、とよく聞かれますが、ネーミングそのままです。

「入試当日という日は決まっていて、何があっても絶対に変えられない。人生に終わりがあるように、試験勉強にも終わりがある。このままじゃやばいぜ、落ちてからではなにもかもが遅い」

敢えて、ごっこ、と銘打って遊び心を出してから生徒を呼び出しています。
ティーンエイジャーに向かって「人生には終わりがある」と語るのですから、まぁ楽しいものではありません。
みんなサッと顔色を変えます。

でも変えた顔色には、本気さが宿ります。
チャイムが鳴っても勉強をやめず、そろそろ帰らないと、と言っても生返事で、翌日も学校から直行でやってきて、またいつまでも勉強するようになります。

これで一日10時間コースの完成。
あとは、残りの数ヶ月、またサボり始めたときにクギをさしたり、泣きそうなときに笑い話をしたり、ときどき一緒にコーヒーを飲んだりするだけです。

究極のところ、私たち大人は、彼らが思いっきり頑張れるような環境を整備することしかできません。
もちろん授業もその一環ですが、悲しいかなあくまでスパイス程度にしかなりえないと、そう考えておくくらいでちょうどよいのです。
だからこそ、思いっきりさを引き出せていないのならば、我々は強く自己反省が必要です。

生徒の心に火をつける、という名言があります。
逆説的ですが、いざそれをやれる講師は、火をつけようなんて思っていないはずです。当たり前の声かけを、その子のために、当たり前に勇気をもって口に出しているだけなのです。

おぬし、ここまで頑張ってきたのに失速してどうするんだ。あと○日しかない。必ず受験は終わる。どうせ終わるなら、受かって終わりたいでしょ?

おぬし、こんなテキトーに志望校を書いて、それでCだEだと言っても、もとの選択がテキトーなんだからあてにならない。本当に行きたいところはどこなの?模試は本番じゃないぜ。

ここからが勝負です。

2018年6月23日

コミュニケーション, 大学受験, 学び, 講師ブログ, 高1, 高2, 高校部

勉強しない理由?

全力を尽くした上でやむを得ず生徒と距離を置く、ということがあります。
「なんとかしてあげたいけれど、もうこれ以上は踏み込めない」という、なんとも心苦しい状態です。

フラグは大きく5つ。
1.志望校がない(どこでもいい)
2.(ずっと)心身の調子がすぐれずに「勉強できない」
3.高校の課外活動などが忙しくて「勉強できない」
4.先生(講師)と「うまくいかない」ために「勉強できない」
5.ほかの科目で「忙しい」ために「勉強できない」

どんなに大切に思う植物でも、日当たりの悪い場所に置いたままに、水をあげすぎては枯れてしまいます。

同様に、生徒自身が日の当たるほうに自分の力で伸びようとしてくれるまで、私たちは待つしかない。
たとえ、それを待っていると「入試に間に合わない」かもしれないと危惧しても、水のやりすぎで彼らを根っこから腐らせてしまうよりは、待つほうがまだ再生のチャンスはあります。

受験勉強が大好き!と言える生徒はごく少数でしょう。ふつうはつらい、厳しい、大変だ、と感じて当然です。

でもだからといって、彼らは決してかわいそうな状況に置かれているのではありません。成功へのプロセスを辿っているだけなのです。
決して、安易な「勉強しない理由」を作らせてはいけません。

明らかに自分に不足している点があるのに、それを誰からも指摘されず、しっかりとしたサポートもされず、ほめられもせず、叱られもせず・・・。
もし自分が同じ立場に置かれたら、どれほど行き詰った思いがするでしょうか。

ビリギャルの主人公は学校行事の当日も勉強していたそうです。
私はヤンキー古文の吉野先生の著書を読んで受験期を過ごしましたが、「四六時中ずーっと勉強していた」という内容を読んで、「同じ人間なのだから私にだってできるはず」と、怠け心や不安に立ち向かいました。

多くの塾で、メインの生徒である中学生は皆「高校生」になり、いずれ「大学生」になります。
高校生なっても「きっちりと」、高1であっても親身に、高2で伸び悩みがみられるときには早めに、高3では受験に一人で立ち向かえるように。

早く手を打って失敗する、ということはありません。
むしろ、目の前の高校生活の毎日で必死な生徒たちに、その足元の少し先を照らしてあげることが、高校部の役割なのだと思います。

・たとえどんなに部活が忙しくても、それは「勉強しない理由」にはならないよ。
・たしかにご家庭で意見の相違があって、それがどうしても気になっているとしても、申し訳ないけどそれは「勉強しない理由」にはならないんだよ。
・たとえ先生のやり方が「合わないな」と感じる部分があったとしても、だからといって「自分が勉強しなくなった理由」にはならないよ。
・熱があってしんどかったのはよくわかるけど、だからといって無断で課題をすっぽかしていい理由にはならないよね。

生徒に寄り添うために「同調」する必要はありません。
彼らに「物事の新しい捉え方」を示すことのできる講師が、いちばん信頼されるのではないでしょうか。

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