講師ブログ

2018年9月20日

こどものチカラ, コミュニケーション, ネット塾, 受験, 講師ブログ, 進路指導, 面談, 高校部

これからの時代を進む「人」を育てる学習塾として

高校生専門に特化しているネット指導の真花塾代表・吉川は、いくつかの学習塾(進学塾)で、幼稚園から高3まで指導経験があります。これまでのどの現場でも、私がいつも心掛けているのは、「生徒は子どもですが決してコドモ扱いはしません」ということです。今回は、指導者として、そして責任者として、真花塾なりの指導の考えをご紹介させていただきます。

知的な「面白い」を学ぶ環境

塾が「楽しい」のは勉強や手ごたえがあるのが楽しいのであって、先生や友達とのおしゃべりが楽しいのではありません。生徒が「楽しい」と言ってくれることは私たちの大きな励みになりますが、だからこそ、塾側がそれにただ満足するのではなく、しっかり真意を把握することが大切だと思います。意外と大手塾や、お友達が多く通ってくる塾さんで注意が必要な条件が「楽しい」という設定なのです。

保護者の方にとってはとくに、お友達が多く通っているというのは安心できることだと思いますし、「子供が喜んで通っている」という様子に大いに安心なさるかもしれません。しかし、塾でのマナーやルール、指導理念のようなものを、事前にはっきりと伝えられていない場合は、一度あらためて面談を申し込まれることをおすすめします。
和気あいあいとした楽しみ方よりも、子どもたちにとっての一番の「面白さ」は、勉強の知らなかったことが「わかる」「とける」ことこそにあると、真花塾はいつも申し上げます。

メインは勉強の成功・受験合格。時間を意識してほしい

塾に「いたい」のは、授業を受けることや自習で効果的に勉強できるからなのであって、たとえば「家にいるのがイヤだから」というのは別のお話だと思います。家や自学だけでは身につきにくい知識や方法をマスターできるメリットを秘めた場所こそ、最高の空間だと言えるでしょう。

だから「塾あるある話」ですが、約束事や課題を忘れるようになって大変です。生徒一人一人に君である受験やテストまでのカリキュラムが崩れ、指導者よりも生徒自身に負荷がかかります。

私、吉川は宿題忘れ、遅刻などはまず生徒にその理由と事情を言っていただくようにしています。
「すみません」「もうしません」「次回持ってきます」
と言わせて指導した気になっていた時期もありました。ですが、それだと生徒は全く自立しません。ひたすらに同じことの繰り返しです。気づいたときには受験までに設定した到達目標がないがしろになり、生徒自身が終えることができず、悔しい結果に終わった生徒を何人も見てきました。

信じて対等に対話!「いま」のアクションへ促す

私は、「万が一にも自分の選んだ宿題や課題がその生徒に合わなかったのだとしたら・・・?」という可能性まで考えて、生徒にはいつも「自分がなぜこれを前回のタイミングであなたに課したのか」まで伝えています。
「次回、では意味がないよ。合格までのあなたの課題を逆算して、申し訳ないけど次回は別の課題をすでに考えてある。本当に成功したいなら、いまここで次に回してもいいの?」
そう言って宿題を取りに帰らせたこともあります。

一方で、叱りながらもしっかり対話を持つのは、生徒には生徒の事情があることを常に受け入れているからです。

生徒なりの事情や考え方を加味して微調整

最初は、こわごわと「すみません」「次は頑張ります」を連呼するだけの生徒も、「気持ちは分かったよ。で、何があったん?忙しかったん?」もたずねると、実は家族が病気だったとか、アルバイトのシフト追加を急に頼まれたとか、兄弟とケンカしてシャーペンが壊れたとか、それはもう生徒それぞれの必死な「事情」を教えてくれます。

大人からすると、ちっぽけな言い訳にしか聞こえないものもあります。それでも彼らなりに一生懸命に毎日を生きています。

宿題しなくちゃと分かっていてやってこないときは、必ず何か理由があると考え、その解決策を一緒に考えます。

教育改正の影響も。世代が違うと教え方も別物

ときには本当に「授業で習ったやり方だと時間がかかるからと、お兄ちゃんが違う方法で教えてくれたんだけど、やっぱりよく分からないから誰にも聞けなくなった」など、指導の根本にかかわることを、勇気を振り絞るように、こっそり聞かせてくれる小学生もいます。

私が日本語教師として、大人の外国人留学生を指導していたとき、尊敬する先輩の先生が、このように話しておられました。

先生に指導の主義主張があるように、学生には学生の主義主張がある。それを忘れて、一方的に教え込もうったって、それは教師のエゴとして彼らに伝わってしまう。

いつしかこれは、私の指導理念になりました。

代弁でなく、自分から伝えさせるという指導こそ大事なのでは

今回は多くの高校生を預かるネット指導塾・真花塾の考え方や勉強への姿勢について紹介いたしました。当塾はキャッチボールのように、生徒との対話を重視いたします。

私はいつも、たとえ保護者の方であっても「自分の気持ちは自分で言わせてください。大人が伝言して、それで解決するとは思わないでください。私はご本人から聞いて、ご本人に語りかけたいのです」と言わせていただいております。

大切な子どもたちです。でも決してコドモ扱いはしません。自立させ、本当に彼らが望む進路、生き方をつかませるのが私の仕事であり、責任であると考えています。時には「厳しい」と感じることもあるかもしれません。しかし、将来のためと考え、真花塾は勉強サポートして参ります。

2018年9月20日

コミュニケーション, 古文, , 学び, 教養講座, 講師ブログ

緊張をチカラに変えよう!”狂言”にそのヒントがあります【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

これまで4回にわたってお届けしてまいりました、河田圭輔氏との「明日使える古典」狂言対談。狂言や能との違い、時代背景や言葉、役者さんならではの目線などのお話を聞かせていただきました。

2019年6/9(日)開催の「狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミア」の開催もまもなくです。

この対談のお相手、そして当日の狂言実演講師を務めてくださる河田圭輔氏には、これまでご参加くださった方々からの感想も含めたさまざまな質問に気さくに答えていただき、本当に感謝しております。

第5回目となる今回の対談では、”緊張をチカラに変える”がテーマ。どんなコミュニケーションの場面でも、気になるのは「緊張してうまく話せない」ということですよね。

前回の続き「笑う」ということについて

Y:河田さん、「わーはっはっは」みたいな笑い方、やはり感情のままに、というわけでなはいとのことですが、最初のころは、その笑い方もご指導をうけたりするのですか?

K:そうですね。もちろん稽古、師事しております。

Y:具体的には、どのようなアドバイスがあるのですか?

K:大きな声で出す必要はあるけど、不自然にならないように「力を抜け」というようなことはいわれますね。

Y:おぉー。「力を抜く」ですか。

重苦しいイメージとは対照的にリラックスが大事

K:そうなんですよ。伝統芸能ときくと、どこか堅苦しいイメージを持ってしまう方も多いと思います。でも、狂言は人間のリアリティみたいなものを表現するので、不自然さを出さないためにはリラックスしなさいと、私も師にアドバイスをいただくんですよ。本番でも緊張はもちろんしますが、いかに自然体で行えるかが大事になります。

Y:じゃあ、緊張している間は、まだまだ未熟だなぁとなってしまうことも?

K:そうですね。

Y:仕舞や日舞などでも同じようなお話を伺います。そういえば私が学習塾で指導している小学生、中学生も、やはり習い事や部活動の発表会などで、日ごろの練習の成果を披露することもありますよね。それだけでなく、やはり大きな試験が近づくと年齢関係なく、緊張のカタマリになっている生徒もよく知っています(笑)。

でも、そうなると「とっても緊張しててもうダメです・・・!」という状態そのものって、もしかしたら本来はほめてあげられるものではないのかもしれませんね。「あらあら、まだ緊張してんの?」って(笑)

K:(笑)。緊張しているのは一生懸命な証だとは思うのですが、人前に立ったり、大きなプレッシャーに立ち向かう際には、さらにもう一歩こえないといけない境地みたいなものがあるかもしれません。

Y:緊張は大切。でもあえて緊張しなくなるまで練習や努力を続けることで、成長するのですね。コミュニケーションにおける緊張も、その緊張が起きるしくみのようなものを知っておくだけで、ぐっと対処しやすくなります。緊張をチカラに変えるコツのようなもの、ぜひ多くの方に体感していただきましょう!

誰でもイベント参加可能!狂言のセリフはコミュニケーションそのもの

Y:真花塾にほん伝統文化プロジェクト主催のこの講座、狂言という伝統芸能に関する内容だとちょっと腰が引けてしまうというご意見と、自分のコミュニケーションの力を高める目的で参加しても大丈夫ですか?という問い合わせもあるのですが、これについてはいかがでしょうか。

K:難しく考えないで、まずは台本を複数人で読むという楽しいイベントだと思って、ぜひお気軽にいらしてほしいです。ただ読むというより、数人でセリフのトーク(やりとり)を実際に行うという感じです。おしゃべりが好き、お笑い話が好き!という方にとって、とくに楽しめるのはないかと思います。

Y:なるほど!難しく考えずに、とある昔のおもしろい会話をご一緒に音読し、緊張とリラックスの感覚を楽しんでいただけたら嬉しいですね!

真花塾にほん伝統文化プロジェクトは”明日使える古典”を、社会で活躍する皆さまにお届けする全く新しい古典教養講座です。

【お申込み受付中!】2019年6月9日(日)狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミア

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2018年9月18日

コミュニケーション, 古典教養講座, , 学び, 就活, 教養講座, 真花塾にほん伝統文化プロジェクト, 講師ブログ

”日常”が芸術に?古典芸能と”声”のつながりとは【真花塾にほん伝統文化プロジェクト】

連載中の、2019年6月9日(日)開催:狂言の登場人物に学ぶ!役立つコミュニケーション講座inOBPアカデミアのPR企画「狂言実演講師・河田圭輔氏との対談」も第4回目に突入しています。物腰柔らかく紳士的に、インタビューに丁寧に答えていただける神対応で、私、吉川もテンション上がりっぱなしです!後半戦スタートとなる今回は、役者さんにフォーカス。「演じることの面白さ」についておたずねしてみました。

狂言は「会話」である

吉川(以降Y):私は実は、この講座は若手社会人の皆さんにこそ体験してほしいと思っているんです。いまの時代は「言葉」に対する過剰な反応が強くて、たとえば叱られるときにも強い言葉だけに過敏に反応して、恐れすぎてるということが増えていると思うんです。

河田氏(以降K):なるほど~

Y:今回のテーマ曲《仏師》の中でも、登場人物のやり取りを見ていただくとお分かりいただけると思うのですが、「叱られる」というのは、叱られる側の受け止め方しだいだということを、知ってもらいたいんです。

K:そうなると、能より狂言の方が向いていると思いますね。狂言のストーリーは、人間ってここまで逞しく生きていけるんだと、勇気を与えてくれるものだと僕は感じています。当日の声を出してもらうシーンも、けっしてただの暗唱や音読なのではなく、あくまで会話スタイルで「きちんと思いのやりとりがある」というのも面白いのではないでしょうか。

Y:それいいですね!ただセリフを読むのではなく、しっかり「会話がある」という・・・。
それと、お聞きしたかったのですが、河田さん自身が狂言を演じるときの、役者さんとして感じる面白さって何かありますか?

これぞ狂言という型を楽しみたい!

K:うーん。狂言を演じていて面白いことですか?狂言をしていて面白いのは、独特の型をつかって演じることが出来ることではないでしょうか。狂言はわりとリアルな人間模様を演じるのですが、独特の笑い方とか極端なお酒の酔い方を、実際に日常的にやる人はいないですよね。それを思い切りやれるというのは、演じていて楽しいです。

Y:うんうん(^^♪

K:過剰にお酒に酔っているシーンでも、酔っているからこそ人間の真の部分を表現できるような感じもします。お酒が何か人間のリアリティをみせてる気がして・・・。

Y:うんうん(^^♪
そういえば大きい声で、独特の「わーはっはっは!」みたいな笑い方も普段なかなかしませんよね。やはり、ああいう笑い方練習もされるんですか?

K:(やさしくはにかんで)そうですね(笑)

当日はおなかの底から声を出して笑顔になりませんか?

狂言というととにかく「大きな声」をイメージされる方も多いと思います。たしかにそのとおりだと思いますが、それ以上に「相手に思いを伝える声」「相手も思いもしっかり聴ける心」が大切なのだと知りました。「伝わる声」というのは、実は呼吸に秘密があります。声の呼吸も、狂言は特別だから、と日常から切り離して考えるのではなく、”日常”が(たとえば狂言などの)芸術になったのだ、という見方をしてみてはどうでしょうか。当日はこの「声」についても、台本を音読しながら秘密にせまります。

今回は、能とは違った狂言の面白さ・楽しさ、そして河田圭輔氏の考えなどにも触れる対談でした。優しい笑顔を絶やさずお話を続ける河田氏、その時折みせる真剣な眼差しが印象的です。対談シリーズも、佳境に入っていきます。最後まで、お付き合いよろしくお願いいたします!

真花塾にほん伝統文化プロジェクトは”明日使える古典”を、社会で活躍する皆さまにお届けする全く新しい古典教養講座です。

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2018年9月15日

学校の課題, 漢文, 講師ブログ, 高2, 高校部

定期テスト対策!『史記』「鴻門之会」問題の予想

蒸し暑かった日々もすこし秋めいて、勉学に集中する高校生たちが真花塾でも目立ちます。10月に入ると中間テストもあり、定期テスト対策でバタバタする高校生が珍しくありません。
そういうときこそ、真花塾はみなさんをサポートするべく、キッチリ指導やアドバイスを行いたいと考えております^^今回は勉強で苦戦する高校生が多い史記の『鴻門之会』について紹介いたします。

いまさらだけど『史記』「鴻門之会」って?

いまは昔、中国が秦と呼ばれていた時の話です。秦(しん)の始皇帝の死後、中国各地で反乱が起きました。
さまざまな者が、次の皇帝の座を狙って、反乱を起こし、反乱軍を指揮していました。その皇帝の座を狙う者たちの中に、有名な項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)がいました。
二人は同じ反乱軍に属していましたが、戦の最中に占領の順番でトラブルが発生し、友軍同士で戦いに発展しそうになります。

この時点では、劉邦の軍勢よりも、項羽の軍勢のほうが強大です。
そのため、もし項羽軍によって劉邦軍がこれから本格的に攻めこまれたら、劉邦軍に勝ち目はありません。
さらに、お互いの陣営には、そのバトルを望まないものがいました。項羽の親戚の項伯(こうはく)も、その一人でした。
彼は劉邦軍にいる張良と親しい関係でしたので、項羽軍の劉邦軍への侵攻計画を張良に伝えることにしました。

この緊急の知らせを聞いた劉邦は、さっそく、和睦(わぼく)の申し入れをします。そして、項伯は、その劉邦からの申し出を項羽に伝えました。その後、劉邦が停戦のため、項羽に面会を申し込み、そして鴻門(こうもん)にて、ある日の朝、項羽と劉邦との面会が始まります。その模様について、詳しく述べられているのが史記『鴻門之会』です。この流れを頭において、話を読み進めないと、暗殺のはかりごとや、殺生沙汰を望まない忠臣の存在などわけがわからなくなります。

スケールの大きい「鴻門之会」もきちんと分かれば漢文の実力者に!

この「鴻門之会」は文章が長く、たとえ現代文や英語の長文に慣れているような高校生でも、かなり苦戦します。教科書でも、「剣の舞」として場面を限定していると思います。

ここをしっかり読み切ることができる高校生の皆さんは、普段からバランスよい勉強をされていると思います。そうでない高校生の皆さんは(^^♪、いまからしっかりポイントを考えながら勉強をしましょう。ここで、そのポイントを真花塾が紹介します。

「鴻門之会」の登場人物をおさえよう

「沛公」(はいこう) = 「劉邦」(りゅうほう)
この話は、将来、天下を取りたいと願う項羽の道を阻むであろう「沛公」(はいこう) = 「劉邦」(りゅうほう)を暗殺する動きを追う話という認識が大事です。

「項王」(こうおう) = 項羽(こうう)
劉邦のライバルと言えば、項羽ですが、じっさいのところ、今回の暗殺に彼自身は興味ありません。あくまでも参謀や家臣が、劉邦の命を狙っているのです。

劉邦を殺したい人
范増(項羽の参謀)、項荘(項羽の従弟で武将)

劉邦を守りたい人
張良(劉邦の部下)、項伯(項羽の部下だけど、劉邦に命を助けられた過去があり、恩義を感じている)

この6人の描写をしっかりおさえましょう!

昔の時代にもパワーシート?方角にも注意!

現代でも車や食事の場所では、目上の方・ゲストなど敬う方を優先とする考え方、交渉に最適な場所「パワーシート」という考え方があります。古い時代でも同じで

席のおきかたは、主従であれば北が主人(えらい人)、南が従(部下・目下のもの)であり、
主客であれば東が主(ホスト…へりくだる人)、西が客(ゲスト…敬う人)という考え方が一般的です。

高校生の皆さんには、改めて座り方をチェックしてほしいです。

鴻門の会における席の構図を読みとってみると、項羽が西に座り叔父の項伯がそれと並び、次の席次の北には項羽の部下である范増が座り、命を狙われている沛公は三番目の南に座り、沛公の部下である張良は最後の末席の東に座ったことがわかります。

この座り方は、項羽の側が沛公よりも優位にあることを視覚的に示したものであったことになります。対等の条件で話し合い、仲直りする場ですが、いろいろな思惑が働いています。

例えば、項羽はバトルのきっかけになったトラブルの誤解を理解して、劉邦を許そうとしています。しかし後に劉邦が危険人物となる可能性を感じ、今回の会談で暗殺したいと主張しているのは参謀である范増なんです。

そのため范増はいろいろ、イライラするようなことをやっていますよ。部下の家族を人質に暗殺を命じたり、早く殺せと目くばせしたり、なかなかのツワモノです(笑)

さあ、そんな状況で、いかに劉邦がピンチを脱するのか?

彼の周囲にいる部下や武将、恩義を感じる項伯がどうするのか丁寧にチェックしてくださいませ。

『鴻門之会』の定期テスト出題ポイント

高校生の皆さんにおさえてほしいポイントを紹介します。

一、なぜ沛公は項羽のもとに謝りに来たのか?
二、於レ是、何-如、今-者、即、遂、尽、賜ヘ、の漢字の読みを送り仮名も含めて答えよ。
三、沛公北嚮シテ坐シということは、沛公はどこに座ったのか、東・西・南・北で答えよ
四、范増がおこなったこと
五、項伯がおこなったこと
六、後に登場する樊噲の言葉「而ルニ聴二キテ細説一ヲ、欲レス誅二セント有功之人一ヲ」の意味とその理由

以上のことを押さえて、音読することから取り組んでみてください。

今回は高校生専門のネット塾・真花塾が史記「鴻門之」』について、読み進める際の考え方やポイントを紹介しました。古文・漢文の勉強なら、真花塾がサポートいたします。

【提携塾サイトご紹介】
難関大動画添削ネット塾鍛錬場
個人指導塾拓社

2018年9月13日

ネット塾, 中学部, 動画添削, 古文, 漢字変換能力, 漢文, 講師ブログ, 高1, 高2, 高校部

国語読解力アップの「いろは」は漢字から?

先日、国語指導で高名な出口汪先生のセミナーに参加し、お話を伺いました。長年多くの学生に携わり、言葉の重要性を説くお姿は、いつお見かけしても「私はもっと頑張らねば!」という気にさせてくださいます。今回は真花塾が考える国語の勉強、読解力のポイントについて紹介させていただきます。

語彙力こそが読解のクオリティアップのカギ

先日のセミナーでも取り上げられていましたが、勉強にとって欠かせない要素は、なにをおいても読解です。読解は、ベースとなる基礎知識や語彙力がものを言います。特に漢字の語彙をおろそかにしては危険です。読解の確かな力があれば、勉学以外の場面でも(たとえば日常勝においても、仕事でも)正確に情報を吸収することもできるし、もちろん小中高生のみなさんにとっては、設問を解く際の冷静な判断につなげることも可能です。その恩恵は教科を選ばないということも、間違いないでしょう。

いま一番注目すべきは「漢字変換能力」

真花塾で古文漢文の勉強の始める中学生、高校生に、いつもいつも言っているのは「漢字変換能力」です。

これこそ独自の語彙ですが、当塾では
古文では「ひらがな表記の語彙をいかに適切な漢字語彙に変換するか」
漢文では「その漢字から作れる漢字熟語の中からいかに文脈に沿った適切なものに変換するか」
という力のことを、漢字変換能力と呼称しています。

一時期は漢検ブームなど流行していたのですが、最近は漢字が得意、好き!というこどもたちはだんだん少なくなってきてきます。もし「好き」「得意」という人がいても、それはただ漢字を覚えている、ということに過ぎないことも多々あります。

脳科学的な側面から考えてみると、彼らが漢字をどうも絵文字のようにとらえて、「形を正確に書けること=できること」だと感じていることに起因するのではないかと思います。

漢字テストも「読む」「書く」が中心で、その熟語や語彙の意味までを問うものは、とくに小学生低学年向けにはなかなかありません。

ちなみに、私のおすすめする漢字練習に最適なテキストは
・水王舎『出口先生の頭がよくなる漢字』シリーズ
・奨学社『ハイレベ100小学〇年』の漢字シリーズ
です。

読解に力を入れている塾さんでは鉄板テキストですが、やはり漢字学習(それも教科書で扱われる以上の読みや語彙)といえばコチラです。!

いかん話がそれてる(笑)、お話を戻しましょう。

真花塾オリジナルの指導法「いろはうた」の品詞分解

古文学習のはじめの一歩で、真花塾が中高生にいつもやっていただいているのは「いろはうた」の品詞分解です。 「きいたことある」レベルの人が多いかと思いますが、この「いろはうた」は使い方次第で、とてつもない効果を発揮するのです。

いろはにほへと
ちりぬるを
わかよたれそ
つねならむ
うゐのおくやま
けふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす(ん)

これ、実はれっきとした古文の文章なんですよ。すごいでしょ?(知ってる方はご勘弁)

例えば・・・

いろ=色
にほへ=匂へ
ちり=散り

色がきれいで散りゆくものは、花、ですね?
ではたねあかしを・・・と言いたいところですが、

すみません、ここから先の指導は企業秘密です!お問い合わせはコチラまで(笑)

音・耳・目・気持ち・・・全身で学ぶ

「いろはうた」を筆頭に、真花塾は、生徒さんひとりひとりのこれまでの古文の学習状況を考えて、いろいろな切り口で楽しく古文を攻めてます。中にはそのうちすっかり「いろはうた」にハマった高校生もいて、それに秘められた仏教観についても紹介し、意見を交わしています。

でもそのはじめも、やはり「漢字変換能力」なのです。

漢字、あなどるべからず。

語彙を大切に、徹底的に!

そして古文を、日本語を、ぜひ私と楽しみましょう!

【提携塾サイトご紹介】
難関大動画添削ネット塾鍛錬場
個人指導塾拓社

【真花塾一般向け教養講座 ご参加お申し込み受付中!】
2018年10月21日(日)第3回狂言のことばをみんなで読んでみる会 テーマ《仏師》