講師ブログ

2018年8月26日

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音と文学のコラボにふれるひと時「宝塚観劇」

先日、久しぶりに気分転換に宝塚に出かけてまいりました。高校生の皆さんに、将来や夢の大事さを語っている以上、人生なんでも学びが隠れていることもお伝えしたい!そのため定期的に、いろいろなところに足を運び、見聞を広げることを意識しております。宝塚は以前からも通っておりますが、日本が誇るエンターテイメントだけあっていつも、「よし、エネルギーをもらって頑張ろう!」という気にさせられます。

今回は真花塾の吉川が、宝塚の魅力について「語り」ます(笑)

宝塚にしかない空気

海外のブロードウェイミュージカルに例えられる宝塚ですが、やはり女性のエネルギーが強く感じられる場所です。もちろん男性のファンもたくさんおられるのですが、女性比率の高さは、観劇前後の大劇場のロビーのにぎやかさ、華やかさなどを見てもよく感じられます。

また、舞台の生演奏と歌声で演じられるストーリー、音や光がさく裂する中でのダンスパフォーマンスは、やはり日常では考えられないものです。「夢の世界」と評されるゆえんでもありますね。普段は古典作品を音読しているような私にとっても、新鮮な音や光のシャワーにウキウキします。

古典作品や現代アニメなどのアレンジも多い

真花塾では一般の方向けにも、古典作品の教養講座を行っております。宝塚作品は王道のような有名な作品ストーリー(巌窟王やベルサイユのばら)以外にも、さらにそれらを現代風にアレンジされたシナリオが本当に多いです。日本の古典作品の中では、「義経千本桜」や「里見八犬伝」に始まり、「るろうに剣心」「戦国無双BASARA」といったアニメ・ゲームものまで、まさに何でもありです。

だから、世代を問わず性別も関係なく、なにかとっかかりになる作品が必ずあります。このようなエンターテイメントはなかなかほかに存在しません!きっと経験する価値はあると思います。

お気に入りは「あかねさす紫の花」

古典作品に触れあい、古典芸能や作品を大事にしていきたい真花塾吉川のお気に入りです。初演は1976年から始まり、それから何度も再演されているシナリオです。日本史にも出てくる有名な中大兄皇子、大海人皇子、額田女王にまつわる恋愛模様が表現されていて、何度でも観劇したくなります。

タイトルでもあり、そして主題歌にもそのまま引用されている

あかねさす紫野行き標野(しめの)行き 野守は見ずや君が袖振る

という額田女王の歌にも、ぜひぜひ着目です。万葉集にありますが、女性ならではの心の動きが感じられて、「おぉこんな気持ちってあこがれる!」「わかるわかる!」と印象に残っている女性もいることでしょう。

今は天智天皇の妃の一人になっているけれど、大海人皇子も私も、実はまだお互いに気があって、彼は袖を振って好きだと伝えてくるわ。そんなあちこちで袖を振っていたら、見張りの人がこれを見てしまい、私たちの秘めた恋がばれてしまうじゃないの。

結構ドキドキな内容ですよね( ´∀` )

古典は難しいという高校生は多いと思いますが、歌に込められている気持ちは、いつの時代も同じなんだなと、共感できるものは少なくありません。むしろ、めっちゃ、多いんです!

ほんとは「あかねさす」は枕詞で、とか、本当は隠れて呼んだのではなく、あえて自ら終わった恋の歌を宴の場で披露したのではないかと言われているんですよ、とかいろいろ言いたくなるのが職業病です(笑)。でもこんなとき、究極はただただ詠み手のココロを感じる、それでOKなんだと思います。

今後も続々でてくるシナリオが楽しみ

高校生専門のネット塾・真花塾では、昔の日本の娯楽であった古典芸能や狂言の面白さをもっと伝えていきたいと、日々考えております。そのため宝塚の作品は、すごく参考にもなるし、エネルギーをもらっています。

娯楽、つまり多くの人に訴えかけるエンターテインメントを、いろいろな角度から作品へと昇華させ、さらに100年以上も提供し続けることは、本当にすごいと思います。手塚治虫さんが宝塚歌劇の大ファンだったということから、「ブラックジャック」の演目までありますよ。自分も固定概念をもたず、いろいろなアプローチで魅力的な講座(授業)をつくる姿勢を現場でも貫きたいと思う、エネルギーいっぱいの吉川でした(笑)

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2018年8月21日

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あの尾木ママも怒りをみせた宿題への姿勢

動画添削指導のネット塾・真花塾の吉川です。さて、中学生・高校生の皆さま、そして保護者の皆さまに突然ですが、質問です。

宿題の答え合わせ、誰がしてますか?

真花塾で指導を受けている生徒たちなら、答え合わせの受け止め方、間違えた解答をしてしまった状況を精査して、次へ生かす重要さを身に染みて理解していると思います。しかし、幼いあいだに知らず知らずにクセづいた勉強の仕方や丸つけを、中学生・高校生にもなって続けていると、いざ受験期や実社会で大変な目にあうというリスクも存在します。今回は宿題に対する考え方について、真花塾のスタンスを紹介いたします。

塾であるあるケース「宿題は終わった」けど

小学生が無邪気に語る言葉「宿題終わった!」の言葉には、重要な情報が隠れていることがあります。
例えば私なら、こう褒めます。

「おめでとう。自分で丸つけも頑張ったんやね!」

でも意外と塾では、こんな答えが返ってくることが珍しくありません。
「ううん、お母さんがやった」

多くの学校の宿題にははっきり「自分で丸つけをして間違い直しをしましょう」とありますので、やっぱり自分で丸つけする練習も促してみようとします。
「じゃあ間違い直しのときは、自分で丸つけしてみようよ」。

保護者様は、そんなつもりではないのですが、お子様は意外なほど強固に反対することが多いのです。
「いまこのページの間違い直し、してごらん。正解かそうでないかは言ってあげられるから、自分で赤ペン持って書いてみたら?」と声掛けしても

「えーそんなんしたら、怒られる!わからないところだけ教えてもらえってお母さんに言われたから、ここの答えだけ教えて」
分からないことを原因も含めて考える勉強、そのため家族にも協力をお願いしようとすると、自分で〇付けをするなという指示を塾に告げ口したと家族に怒られると過度に恐れ、指導がたちいかない状況になることも少なくはないのです。

勉強は、考えた結果を受け止め、そしてそれに対する「気づき」「反省」こそが重要なファクターです。そういう勉強方法を身につけることは早ければ早いほど良いのですが・・・。

学校や塾でも難しいケース「方針の解釈」

「ご家庭がその方針なら、それでいくしかないかも」
大事なプロセスが多い勉強のほとんどは、家庭で行うアクションが多いです。その学習には家庭の習慣が大きく影響を及ぼしています。

意外と見落としがちなのが、保護者様が言わなくても「わかっているだろう」と思っておられることでも、その考え方がお子様に身についておらず、そのまま成長をつづけてしまうことです。その結果、丸つけを自分でしない、答えだけ知ればいいということにつながり、そして「〇さえもらえればいい」という発想から抜け出せなくなってしまうのです。

仮に小学生のうちはそれでいいとしても、中学生・高校生になっても自分で解答を読み込めないとか、そもそも読まずに人にきいてしまうとか、そんな安直な勉強をしてしまう生徒になってしまいます。その生徒がさらに大人になったら・・・怖いですね。

優しい先生は答えを言ってくれる先生?

2020年に実施される教育制度の改革では、自分で考える人材にするカリキュラムが重視されます。結果を受け止めず、悩まず、すぐ解決したがるという考え方は、評価から遠く離れた存在になります。
時折、提携塾や関係がある先生方の声を聞くと、答えを教えず考えさせる調べさせる先生が「厳しい先生」、叱ることがなく答えもすぐ教えてくれるのが「優しい先生」だという認識も、最近はあるとのことでした。しかし、2020年以降は間違いなく、真逆です。

現実問題、答えやテストの答案を自己処理や分析できない子に、本当の学力あるとは思えません。思考が追い付かない結果、もしどの大学にも受からないとなると、そのほうが塾・学校。保護者様、いずれにしても大変なことにはなりませんか?

この子は「大学なんて行かない」「専門学校に行きたい」と言ってますから、心配しなくてもいいですよ(笑)。

という意見もあると思います。大学には行かなかったとしても、社会では生きるためにはどうしてたって働かなくてはなりません。ある程度の判断力・分析力を身につける必要はあることは間違いないのです。私たち大人には、お子様・生徒への指示や姿勢を細かく微調整する責任があると思えてなりません。

宿題代行業者と尾木ママ

今でもTVに見かける教育評論家に、尾木ママこと尾木直樹さんがいます。いつもニコニコしている方ですが、子供の教育問題や事件が起きると険しい顔をされることが印象的です。数年前にも学校や夏休みの宿題を、親や子供の代わりに代行する業者と意見をぶつけていたことにインパクトを感じました。仮に親が丸つけを代行することが子供とのコミュニケーションになったとしても、答えや答えを出すプロセスまでビジネス代行することは子供の未来にメリットとならないと、激しい怒りを見せておられました。

教育を考える方のまっすぐな怒りはTVでも鮮明に映ったと思います。

最後に

今回は真花塾の吉川が宿題に対する考え方を少し紹介させていただきました。小学生や中学生などの宿題に、なんだそこまで大げさに、というような感想を持たれた方もいると思います。しかし、小さなプロセスを正しく積み重ねてこそ、思考力や学力は上がってしていきます。早い段階からの正しい苦労が、これからの時代にきっと必要になると思いませんか?

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2018年8月20日

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〇〇な方法ありますか?あるよ!っていうおはなし

もうすぐ始業式。あと10日ほどで訪れる新しい学期は、部活がんばろう、学校行事がんばろう、勉強がんばろう、習い事がんばろう、家族のお手伝いをがんばろう、などいろいろと新しい目標を立てる人も多くあると思います。目標は立てることはできるし楽しいけど、いざ達成するのは創意工夫の連続だし、ときには大変ですよね。

さてそんなとき。どんな目標であれ、達成するのに一番の近道がありますよ、と聞くと、どう思いますか?えー知りたい!いや、そんな甘い話には乗ってはいけない!など、いろんなお声が聞こえてきそうですね。実は、そんな方法あるんです。今回は、高校生専門のネット塾・真花塾が、ここだけの「おはなし」を紹介いたします。

成功する近道なんてあるわけない!?

いや、成功する近道はあります。そして、どんな目標にも効きます。さらに、大人の皆さんにも効きます。

それは

「文句を言わないこと。悪口を言わないこと。」

です。まずは絶対に、学校の先生や習い事の先生、塾などでは授業の先生、会社では上司や同僚の悪口は言わない、と心に決めてください。意外と悪口ひとつでチャンスはつぶれてしまいます。

教えてくれる人やコーチ、監督、上司、だれでも悪口を言う人に教えやチャンスはくれません。まずは受け入れる。取り組む姿勢こそ成功に繋がります。

悪口を相談に変える発想

もしフツフツとした思いがあるならば、「〇〇だと思うのですが、△△したいと考えますが、どうでしょうか」と、明るく「相談」をしましょう。悪口や相手の否定から入るとNGです。

よく、言いたいことをはっきり言う、というのを勘違いして、感情に任せて相手の事情も汲み取ろうとせず、とにかく文句だけをぶちまけるような人がいます。さらに、それが「勇気」だと考えているような人もいます。

それは聞き入れてもらえなくて当たり前です。

「あの」動画みたことありませんか?

お客という立場を利用した暴言で周囲を顧みない行動や土下座の強要、周りに迷惑なのをわかっているのに怒りだけぶつけて体罰・暴言を誰かにぶつける動画をみたことありませんか?正直良い気持ちがしないと思います。あれと同じです。まずは自分のやるべき領分をこなし、相手への事情を汲もうとし、敬意を払ってこそ自分の主張が通ります。

さらに「学ぶ立場」でありながら、先生や上司など、本来指導してくれる人への文句に終始するうちは、学べるものもきちんと学べません。一時期大ブームだった漫画アニメ「ヒカルの碁」でも、同級生に指導することになった準主人公が、「おまえとか呼ぶ相手に習う気はしないだろう。碁を教えている間は先生とよぶように」と促すシーンがあります。

あれはまさに真理だと思えてなりません。皆さんも自分の価値を下げるような、安易な言葉は控えるべきでしょう。

伝え方を考えることでレベルアップできる

もし先生や上司が間違っていると感じたり、実際間違っていたりするときには、それを見つけて、陰で内輪で勝ち誇るのではなく、「〇〇だと思うのですが、どうでしょうか」とたずねればよいと思います。そうすればきっと良好な環境で、身になる学びが得られることでしょう。

上達したい、目標をかなえたいと思ったら、とにかく文句を言わず、相談や意見を言うことです。それでもどうしても心が通わないと感じたら、きっぱりと次の師匠を探すのです。それが本当の勇気です。まずは質問力・相談力を高めることから始めてみませんか?

今回は、真花塾が素直に受け入れること・学ぶことのポイントについて紹介いたしました・
どうですか、シンプルでどんなときにも役立つ心がけだと思いませんか?^ ^

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2018年8月16日

ネット塾, 動画添削, 受験, 古文, 理系, 読書, 講師ブログ, 高校部

古典の視点で考える理系が面白い

真花塾では多くの高校生に古典に関する勉強サポート、一般の方や学生さんには一般教養として古典芸能にふれるイベントを開催・提供しております。現代との結びつきが想像できないためか、古文を苦手とする高校生も少なくありません。私、吉川が携わっている生徒さんにも多いですが、理系高校生で国公立大を目指すため、しかたなしに古文を勉強せざるを得ないんだとため息をもらすケースも見かけます。理系であることと、古文理解が難しいということには関係はありませんよ。私、吉川も高校時代はリケジョでした。それで、いまは古文・漢文特化のネット塾代表です(なんでやねん!っていわないでくださいね)今回は、古典勉強の気分転換にもオススメの書籍を紹介いたします。理系の方にこそ読んでいただきたいです一冊です!

江戸学入門 江戸の理系力(洋泉社)

洋泉社から出されている本ですが、古文に関心を持てない理系の高校生にこそ読んでいただきたい一冊です。科学や技術が活躍するのは新しい時代ばかりではなありません。古い時代にも、科学や技術に憧れ、取り組んだ方々が多くいました。何もない状況から、今日に繋がる土台を作り上げた祖先の力強さを、写真や資料入りで感じることができる本として評価されています。

この本は「江戸の天文暦学」「江戸の測量術」「江戸の医学」「江戸の数学・和算」「江戸を彩る理系人たち」という5つの章から構成されています。天文暦学者の渋川晴海に関する情報からはじまり、測量家として有名な伊能忠敬、北方調査団の間宮林蔵、華岡流で知られる医師・華岡青州、和算家の関孝和、発明家としても知られる本草学者・平賀源内など、いろいろな方の功績がたくさん載っています。普段語られることのない情報は、昔の時代を知るめったにないチャンスです。

今の時代と、古文・古典の文化は繋がっています。まちがってもポツンと単独に存在しているものではないのです。いま私たちが当たり前に使っている技術や設備も古い時代に積み上げられてきたものが、さらに担い手によって高く積み上げられてきた証と言えます。

ネット上の声

「江戸学入門 江戸の理系力」を通して、日本人であることに誇りが持てる。昔の日本人ってすごいと思えるようになったという意見が多くネット上の声として挙げられています。興味や関心が持てるようになって、その時代にある作品や書物に興味持てることが、昔というものを紐解く学問には必要です。今回の江戸の人たちもまた、さらに平安や室町などかつての時代の人の思いや作品を受け継いで、何かに取り組んできたのだと私は考えます。技術や医療に関心がある理系高校生の皆さんも、技術や道具の移り変わりを知ることができるとしたら、少しは感覚が変わってきませんか?

そういう昔の資料を紐解いて、いまの技術に貢献させる橋渡しをしてきたのが古文を読解する専門家たちだったわけです。建築物や土木の知恵、食物に対する知恵まで古文や古典から現代に取り入れられたものは多いです。過去から現代に受け継がれたものって、すごいと思いませんか?そんな思いをもって、古文に向き合うと少しは苦手感も薄れると真花塾の吉川は考えます。

今回は高校生特化のネット塾・真花塾が、オススメする書物について紹介いたしました。知らないことを知る楽しみを持ちながら、古文読解をすることをオススメします。一般教養講座もあわせて、情報発信とお問い合わせをお待ちしております。

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2018年8月13日

古文, 狂言のことばをみんなで読んでみる会, 読書, 講師ブログ, 高1, 高2

知識を重ねるごとに視点がかわる

高校生の古文・漢文特化で知られる真花塾ですが、高校生の皆さんには「とにかく復習が大切」というスタンスを崩さずに指導を行っております。読解問題の場合、同じものをまた読むということに抵抗を感じる方もいます。しかし、同じ作品であっても、反復して数をこなしてくると見える世界が違ってくるのです。今回は知識と読解が合わさると、具体的にどんなメリットがあるか紹介いたします。

能楽を鑑賞してまいりました

週末は京都の地を巡り、古典の勉強を兼ねて能楽を観に出かけてきました。真花塾の代表であっても、吉川もまた古典を勉強し続けている一人です。気持ちを引き締めて、能というひと時を全身で体感してきました。今回は、不思議なことに「何か違う」感覚があることに気づきました。いつも行っている音読・高校生の皆さんへの読み聞かせで私の耳がスキルアップしたのか、能楽のセリフと意味が、まるで同時通訳するみたいに、どんどん頭の中に入ってくる感覚を味わったんです!

言葉を通して時代や景色が見えてくる

英語でも300時間「英語の音」にふれ続けていると、「英語脳」という英語思考の土台ができるといわれています。語学という側面では、英語も日本語も、もちろん古典もおなじです。ずっと動画添削を続けていること、そして音読重視の指導スタイルで、私の頭も「古典脳」に仕上がってきたのでしょうか?

いままで意味を追おうとして、すごく頑張って聞いていたセリフを聞き取ることができて、自然と時代や景色を想像することも簡単になりました。そして役者さんたちの立ち居振る舞いや言葉で、場面展開も目の前に浮かぶように想像しながらストーリーを楽しんでいる自分がいました。

 

ただ知識を「知っている」と「わかる」の大きな違いと言えます。

 

分かってくると評価は変わる

勉強に特に当てはまりますが、知識が足りていないと、何に対しても良い自己評価が持てないのが人間です。しかし、ふとしたきっかけで分かるようになると、あれだけ大嫌いだった教科や勉強そのものに愛着が生まれるようにもなりますよ^^

 

古典作品にも似たようなお話があります。外国から伝わってきた高麗人参(薬用人参)をやたらと使いたがる医者を、「あれは藪医者だ」と馬鹿にしていた周囲の人たち。でも高麗人参の効能が分かったとたん、今度は高麗人参を用いない医者に対して、「あれは藪医者だ」と評価を一変させたというストーリーです。

 

古文・漢文の読解力を鍛えたい高校生の皆さん、場面や景色が見えてくるまで、心をこめて読みこなすのも大切なことだと思いますよ。

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