講師ブログ
2018年7月15日
国語を武器にしたい?それなら古文こそ大事!

高校生の皆さん、センター試験まで半年。期末テストが終わったかと思えば、学校の進路面談。さらに、その進路相談にデータとして必要となる、模試が連続する時期です。あせってばかりではいけません。受験当日に必要となる結果や点数から、「今やるべきこと」をきちんと”逆算”できていますか?
多くの高校生を添削指導するネット塾・真花塾でも、添削に熱が入る日々が続いています。すべての教科の基本といえば国語。しかし、現代文にばかり意識を向けて、古文を避けようとする高校生が多いのが、とても残念です。なんともったいない!古文はちゃんとした勉強方法を確立すれば、しっかり結果が出せる教科です。今回は「受験古文」に対する考え方について紹介します。
難易度が高い大学受験では古文こそがカギを握る!
私立大学の受験であれば、現代文のみの試験というものも、あるにはあります。だから「古文がない大学を探そう!」という選択をするのも、決して悪くはありません。しかし、国立大学や関西にある有名大学となると、話は別。古文は採点基準に入る重要な科目になります。「えー嫌だな~」としり込みしている高校生諸君!実はとってもやりがいのある科目なんですよ^^
大手予備校や有名進学校でも定番となっている高校生への教えに、「センター試験の国語は、古文・漢文を先に終わらせて、残り時間を現代文に!」というものがあります。でも高校生によっては「現代文が大事だから、現代文の時間を多くとれ」という意味だとに、受け取ってしまうかもしれませんね。
いやいや、本当は、そう考えるべきじゃないのです。「古文・漢文は、目のつけどころとなるポイントを押さえて丁寧に勉強すれば、短時間で解けるようになるよ!」っていうことなんです。得点源となる古文・漢文を避けようとすることは、とてももったいないことですよね。
語彙と基礎知識!古文や漢文は点数アップ、成績アップに結びつけやすい
現代文の評論分・随筆・小説などは用語や漢字以外にも、雰囲気や状況みたいなものを想像するには時代背景や人間関係を考える要素が多く、苦手とする高校生には苦痛がともないます。しかし、古文・漢文は時代設定が変動せず、単語の知識や昔の考え方などを理解しておくことでパターン化されている出題が多いです。そのため、勉強した時間や回数分だけ成果が現代文より見えやすいという武器があります。
古文・漢文に特化した真花塾では、他の受験教科にも安心して時間やエネルギーが割り振りできる勉強方法や考え方というものも提案しています。古文・漢文で点数が取れるという安心感は現代文に余裕を持てるということにつながり、相乗効果も高いです。メリットがある古文・漢文を後回しにするなんて、もったいないと思いませんか・
まずは語彙力!高校生が古文を身につけるポイント
今回は古文・漢文に強くなる高校生のネット塾・真花塾が、古文を学習するメリットについて少しご紹介しました。古文は、語彙力を身につけることが点数アップに最優先の課題と言えるでしょう。古文を身につけるポイントを実践してみてください。
400個以上の古文語彙力が目安
受験に関する参考書などでは、受験に必要な語彙を400以上としていることが多いです。そのため語彙力を400までは、音読を活用してしっかり身につけることをオススメします。古文読解のための土台作りです。歴史的かなづかいや、古典に不可欠な”漢字変換能力”など、音読してこそ気づくことがありますよ^^
イメージに結びつけて仕分けしよう
古文はプラスイメージ、マイナスイメージの使い方がはっきりしています。音読して覚える時には、プラスかマイナスかのイメージも意識することで、本番に発揮できる力が大きくなります。現行の「選択形式問題」のセンター試験では、プラスかマイナスだけでも正答率に大きく貢献してくれるでしょう。
ゴロやイメージを活用した単語帳も併用しよう
受験では「ゴロ単」や「読んでみて覚える」単語帳も人気があります。学校で配布されているものでは、なんだかどうしても覚えられないという方は、自分に合うものを探して、手に取ってみることも一つの手です。
具体的な方法を立てやすいというのも古文のメリットです。ほかにもヒントやきっかけが欲しい時には、真花塾にお問い合わせください。お待ちしております。