講師ブログ
2018年2月23日
大学推薦入試の初めの一歩

指定校推薦、AO、公募制推薦と、早ければ秋から受験本番時期が始まります。
一般入試を待たずして、少しずつ大学合格の報告があり、その度に歓声を上げるのが塾講師のお約束。
ですがこの推薦入試、なかなかのくせ者なのです。
推薦入試にまつわる不安ランキング
第1位:突然目の前に現れた「志望理由書」「小論文」「面接」
第2位:もし落ちたら、一般入試で合格できる自信がない
第3位:長い文章が書けない
いやちょっと待って!志望理由はそもそも「ある」でしょ?突然じゃないよー!
小論文も面接も、いかに日ごろからそれに即したモノの考え方をしているかがポイントです。
突然やろうと思って突然がんばったって、効果は知れています。
(本当のところは、本人が志望理由書などをどこかで軽視しているのが、一番ゆゆしき問題です)
必死な彼らには、あまり自覚は無いようですが、健全な努力ができているかどうかは、見たらすぐに分かります。
いわば”合格フラグ”です。推薦入試も同様。
18歳は進学や就職という節目の時期。
本来ならば、自分の意見や考えを、十分に他人に伝えられる力を持っている年齢です。
今まさに入試の仕組みや教育そのものの転換期を迎えていますが、この先いつの時代も同じことでしょう。
ふさわしい知識を身につけ、それを受け入れ、ときには批評もし、自分の意見や主張を伝えましょう。
長い文章は書きたくない、面接だから緊張して話せない、ということでは困ります。
健全な努力を経験した人にこそ、実力と精神力が備わります。
努力の仕方は、講師から教わることができます。
志望校を決めて、学部を決めて、推薦を受けるかどうかが決まったら、とにかく早く相談していくださいね。
初めの一歩の踏み出し方、次の一歩のための方法、そしていずれ一人でステップを踏めるようになるコツ、教えます。
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